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五 樂 堂
五楽堂は、明治38年創業と言う老舗です。篠田五郎右衛門が草加で創業して以来、草加で造られた伝統の味を大切に、厳選した精選白米(草加近在の良質な硬質米)を原料とし、極上の醤油を使って一枚一枚心を込めて焼き上げて、爽やかな歯ざわりと高い香りのおせんべいを作っています。
そのせんべいのおいしさは、数々の受賞暦でも分かります。第十回埼玉県米菓品評会で"県知事賞"を、第二十回全国菓子大博覧会で"大臣賞"を受賞しています。僕も、五楽堂のおせんべいを食べて驚いたのですが、おせんべいの断面の密度が一定なのです。これが、歯ざわりの心地良さを生むのでしょうか。長年草加に住んでいますが、こう言うおせんべいは初めてでした。
また、五楽堂のおせんべいは、なんと宇宙へも行きました!2000年10月13日、宇宙船ディスカバリー号船内で、若田光一さんが「ふわふわ浮きながら楽しく草加せんべいを食べました」と言って食べたおせんべいが、実は五楽堂のおせんべいなのです(店内には、若田さんの数々の記事や宇宙センターへのおせんべいの納品書も展示されています)。昔ながらの製造方法を忠実に再現した"金筋入りのせんべい"(五楽堂の炭火手焼「せいろ古武士」)が宇宙へ行ったおせんべいです。
選び抜かれた精白米をセイロで蒸し上げ、天日で生地を仕上げ、その生地を備長炭の火床で何度も何度も返しながら焼くと、せんべいを二つに割った時、中心部分に一筋の黄金の焦げ目ができます…それが"金筋入りせんべい"です。しかし、これはベテランの職人が焼いても、難しいものなのです。"金筋入りせんべい"は、「せんべいの中のせんべい」と言っても良いかもしれません。お米本来の香ばしさと歯ざわりが楽しめる、草加伝統の味を是非ご賞味下さい。もっと詳しく知りたい人は、下記をクリック!
http://www.gorakudo.jp/index.html
五樂堂のおせんべい
会 社 名:(有)五樂堂
本店(工場)住所:埼玉県草加市瀬崎町484
電 話 番 号:048-922-2521
概略地図
(本ページの記事は2003年11月9日記載)
2014年1月26日追記:手焼きの"せいろ古武士"を食べました。