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祖父の遺骨、シベリアから戻る
(2007年6月7日記載)
昨日(※2007年6月7日)、妻の実家から電話があった。(妻方の)お爺さんの遺骨が(遺骨収集団の手により)、シベリアから戻ってきたそうだ(手元に届くのは10日)。戦後60年以上経って、祖国へ戻った祖父の遺骨。
うちも、母方のお爺さんが、一兵卒として南洋の船上で亡くなったと聞いている。妻の祖母も、うちの祖母も、戦後の物資不足の中を、残された子供達を女手一つで育てたのである。
60年もの長い歳月・・・感慨深いものがあるが、他国に出かけての"戦争"やシベリヤでの"抑留"と言う暗い歴史に心を向ける時、複雑な心境である。
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ps.2007年9月某日、千葉県内にて祖父の納骨式が無事行なわれました。