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番外編2.戦争に関する言葉・諺・格言
               (2003年3月23日記載)


どうか平和の道を選んでください。
短い間には、戦争の勝者と敗者がいるかもしれません。
でも、決して、苦しみ、痛みは消えず、武器が引き起こす生活の損失を正当化できるものではありません。

              (1991年1月、マザー・テレサがブッシュ大統領とフセイン大統領に宛てた手紙)

真実の非暴力を貫かずして、誰の開放も有り得ない。                (マハトマ・ガンジー)

血には血といった報復行為に訴えることは野蛮である。                  (同上ガンジー)

戦争は死です。                            (ローマ法王ヨハネ・パウロ二世)

トラクターは戦車より役立つ。
             (近隣国の内戦を終結させノーベル平和賞を得たコスタリカ共和国アリアス大統領)


武器の国際取引がなかったらビンラディンの活動もなかったでしょう。
米国ではテロで多くの人が死にましたが、貧しい地域で日ごろどれだけの人が死んでいるかも忘れてはなりません。

              (上記ノーベル平和賞の賞金で設立されたアリアス平和財団女性専務理事ララさん)

平和は教育を通じて積極的に獲得するものである。                 (同上アリアス平和財団)

一人を殺せば殺人だが、大勢を殺せば英雄になれる。               (チャーリー・チャプリン)

正しい戦争とか、間違った平和と言うものは、あった試しがない。
                     (ベンジャミン・フランクリン/ベラの格言より引用-Linkを参照)

悪い平和は、良い戦争よりも良い。                           (ロシアの古い諺)

金持ちが戦争を起こす時、死ぬのは貧しき者である。     (ジャンポール・サルトル/ベラの格言より引用)

人間は、戦争時には平和を、平和時には戦争を求める。            (読み人知らず/昔聞いた言葉)

平和と自由は、一度それが確保されたからと言って永遠に続くものではない。      (スイス民間防衛より)

もしもあなたが、空爆や襲撃や地雷による殺戮や武装集団のレイプや拉致におびえていなければ、
そうでない20人より恵まれています。
              (「世界がもし100人の村だったら」より)

戦争が極めて悲惨なのは、良い事である。そうでなければ、我々は戦争を好きになってしまうからである。
   (南北戦争において敵味方問わず尊敬された南部連合軍総司令官ロバート・E・リー/ベラの格言より引用)

「俺たちはみんな貧乏人ばかりだ。それからフランスだって、大がいの人間は労働者や職人や、さもなけりゃ下っぱの勤人だ。それにどうしてフランスの錠前屋や靴屋がおれたちに向かって手向かいしてくると思うかい。そんなわけはありゃしねえよ。そいつはみんな政府がやることだ。おれはここへくるまでに、フランス人なんか一度だって見たことがねえ。大がいのフランス人だって、俺たちと同じこったろう。そいつらだって俺たちと同じように、何が何だかさっぱり知りゃしねえんだ。要するに無我夢中で戦争に引っ張り出されたのよ。」
              (ナチスの迫害を受けた一次大戦の元独軍兵士レマルクの「西部戦線異状なし」より)

僕らに不思議に思われたことは、こんな粉砕された肉体の上に、まだ人間並みの顔がくっついていて、しかもその顔には、毎日の生命が生きつづけてゆくことである。しかもこれは僅かただ一つの病院であり、ただ一カ所に過ぎないのである…こういう顔は、ドイツに幾十万とあり、フランスに幾十万とあり、ロシアに幾十万とあるのだ。今の世の中にこれほどのことがありうるものとすれば、一切の紙に書かれたこと、行われたこと、考えられたことは、すべて無意味だ。この世の中にこれだけの血の流れがほとばしり、幾十万の人間のために苦悩の牢獄が存在することを、過去千年の文化といえども遂にこれを防ぐことができなかったとすれば、この世のすべては嘘であり、無価値であると言わなければならない。野戦病院の示すものこそ、まさに戦争そのものにほかならない。
                               (同上、レマルクの「西部戦線異状なし」より)

ああ違うとも、死ぬのはおれたちじゃない。死ぬのは君たちだ。
それは君たちだ-戦争へおれたちを引っぱりだし、おれたちに激励を与え、ひとり死すともまたひとりの人間を得、また別の男を殺させ、またひとりの人間を手に入れ、別の人間を殺すためにのみ生きたいと願い、ただ生きたいと願う君たちだ。
このことを思い知れ。このことをよく思い知れ、戦争計画をたてる人たちよ。

               (米国でレッドパージされたドルトン・ランボの「ジョニーは戦場へ行った」より)

罪は戦争にあるのではなく、戦争に参加した各人にある。人殺しが犯罪であるのは、当然だ。
戦争はイクォール(※=のこと)殺人そのものではないにしても、殺人の伴わない戦争は考えられない。
こう考えれば、戦争は犯罪であるといくら叫んだとしても、それはトートロジィーではないだろうか。

           (加藤哲太郎氏のノート「哲学用語集」の戸塚良夫(※加藤氏のペンネーム)氏の「地獄」より)

どうしても生れ代らなければならないのなら、私はカキになりたいと思います。
カキならば、海の深い岩にへばりついていて、何の心配もありませんから、
何も知らないから、悲しくも嬉しくもないし、痛くも痒くもありません。
頭が痛くなることもないし、兵隊にとられることもない。
戦争も無い、妻や子供の心配をすることもないし、
どうしても生れ代らなければならないのなら、私はカキに生れ替る積りです。

          (同上「遺書」より、戦犯としての処刑される24時間前に/"私は貝になりたい"として有名)

誰が何と言っても戦争ってきたなくてむごたらしくいやあなものです。
これも人生の必然ならよろこんでしなければならないんだが。
ウソッパチの新聞武勇談みたいなことは現代の戦争にはないと思いなさい。
僕には許されても書けないよ、さいなら。

                              (「きけわだつみのこえ」より戦没学徒兵の手記)

僕の夢の一つは、 人々が今もお互いを殺し合い地球を脅かす悪い習慣を、改めてくれることだ。
                          (「世界の子供達からの手紙」フィリピンの14歳の男の子)

殺すな ひとっこ一人殺すな
殺すな これ以上の血が欲しいか
殺すな 人間はこの程度のものか

                             (叫ぶ詩人の会「12月8日 ジョンとヨーコへ」より)

抱きしめたい 戦争で子供を死なせた婆さんを
抱きしめたい その戦争に子供を追いやったことで眠れない爺さんを
抱きしめたい 今も戦争で傷ついている罪のない子供を
抱きしめたい 人を射つことの罪を知らない兵隊を

                                (同上、叫ぶ詩人の会「抱きしめたい」より)

善を行う者はいない。ただの一人もいない。
彼らののどは開いた墓のようであり、彼らは舌で人を欺き、その唇には蝮の毒がある。
口は、呪いと苦味で満ち、足は血を流すのに速く、その道には破壊と悲惨がある。
彼らは平和の道を知らない。彼らの目には神への畏れがない。
                 (聖書の言葉)

平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。             (聖書の言葉)


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