このように、主よ、あなたの敵がことごとく滅び、主を愛する者が日の出の勢いを得ますように。
国は40年に渡って平穏であった。 (士師記5章31節) |
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エフドがモアブの王エグロンをやぶった後、エホデが死ぬと、またイスラエルの人々は神様のことを忘れ、好き勝手なことをするようになりました。
するとイスラエルは、900台もの戦車を持つカナン人の王シセラに支配されました。
「私は、王のシセラだ!イスラエルよ、これからは、私の言う事を聞き、私のために働け!」
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イスラエルは、女性の預言者のデボラによって治められていました。神様は、デボラに告げます。
「デボラよ。バラクと言う男を呼び出して、1万の兵隊を集めて、シセラと戦わせよ。」
それで、デボラはバラクに会い言いました。
「シセラと戦ってください。神様が、必ず勝たせてくださいます。」
バラクは答えます。
「一緒に行ってくれるなら、戦います。」
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デボラは、バラクと一緒に行きました。バラクと一万の兵が、シセラ王の軍隊と戦いますが、戦車をたくさん持つシセラも、神様には敵いません。
「シセラを倒せ!」
「逃げろ~!」
シセラの兵隊は、次々に倒されていきます。
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シセラ王は命からがら逃げだして、カナン人の天幕のヤエルと言う女性に言いました。
「私に水を飲ませてくれ。それから、誰かに『ここに誰かいるか?』と言われたら、『誰もいない』と答えてくれ。」
そう言うと、とても疲れていたシセラ王は、天幕の中でぐっすり眠りました。ところがヤエルは、シセラ王のこめかみにくぎを打ち込み、シセラは死にました。
バラクもデボラも、シセラ王の軍隊とシセラ王が滅んだので、神様に感謝の歌を捧げました。
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