主はヨシュアに言われた。「彼らを恐れてはならない。わたしは既に彼らをあなたの手に渡した。あなたの行く手に立ちはだかる者は一人もいない。」 (ヨシュア記10章8節) |
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イスラエルはエリコを倒し、アイにも勝ちました。
イスラエルは、次にギブオンに進もうとします。
「次はギブオンを攻めます!」 |
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ギブオンの住民は、エリコとアイを倒したことを聞いて、恐ろしくなりました。
「どうしよう。イスラエルが攻めてくる!」
「イスラエルは強いからなぁ~!」
そこで、戦いを避けるべく賢く振る舞おうと話し合って決めました。
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そこで、彼らはボロボロの靴を履いて、継ぎのあたった服を着て、干からびたパンを持って、ヨシュアとイスラエルの所に来て言いました。
「私たちは、あなた達の神様を慕って、遠い国から来ました。どうか、私たちと仲良くしてください。」
そのボロボロの服を着た彼らを見て、かわいそうになりました。
「分かりました。仲良くしましょう。」
しかしこの事を、ヨシュアは神様に相談しませんでした。
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ギブオンの行動を聞いたエルサレムの王と他の4人の王は、怒ります。
「ギブオンはずるい!よし、まずはギブオンをやっつけよう!」
「そうだ!そうだ!」
5人の王たちは、イスラエルと戦う前に、ギブオンを攻めることにしました。
そこで、ギブオンはヨシュアに助けを求めました。ヨシュアは、今度は神様に祈りました。
「神様。ギブオンが助けを求めています。」
神様は答えました。
「おそれるな。5人の王は、イスラエルに渡す。」
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こうして、イスラエルと5人の王の戦いが始まりました。イスラエルは、勝ち続けます。
「よし!もう少しで、我々イスラエルの勝ちだ!」
「でも、太陽が沈んでしまう!」
ヨシュアは、イスラエルの人々が見ている前で、神様を讃えて言いました。
「日よ、とどまれ!」
するとどうでしょう!なんと太陽が止まり、沈みません。その間に、イスラエルは攻め続けました。こんな事は、かつてあったでしょうか?負けた5人の王はほら穴に逃げ込みました。ヨシュアは、大きな石を洞窟の入口においてふさぎました。こうして、イスラエルは大勝利を収めました。
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