ヨシュアがエリコのそばにいたときのことである。彼が目を上げて、見ると、前方に抜き身の剣を手にした一人の男が立っていた。ヨシュアが歩み寄って、「あなたは味方か、それとも敵か」と問いかけると、彼は答えた。「いや。わたしは主の軍の将軍である。今、着いたところだ。」 (ヨシュア記5章13~14節) |
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40年間荒野をさまよったイスラエルの民が、いよいよヨルダン川を渡って約束の地のカナンに入る日が、明日の朝早くになりました。
神様はヨシュアに言いました。
「ヨシュアよ。今日から、あなたを尊い者とし、モーセと同じように、あなたと共にいよう。」 |
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朝早く長い行列ができて、祭司たちが契約の箱をかついで先頭を歩きました。
ヨルダン川は流れが早かったのですが、祭司たちが水に触ると、川の水が止まりました。その間に人々は渡りました。
最後に祭司たちが渡り終えると、水は再び流れ始めました。
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ヨシュアは前もって、12部族から一人ずつ力の強い者を選び、川底から大きな石を持ってこさせて積みました。
「これは、イスラエルの民が皆わたってしまうまで、神が乾いた地にしてくださったことの記念です。」
こうして、イスラエルの40年もの放浪の旅も終わり、約束の地カナンに入りました。
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ある日ヨシュアは、一人の人が剣を持ってやって来るのを見ました。ヨシュアは聞きました。
「あなたはわたしを助けてくださるのですか?それとも敵ですか?」
その人は言いました。
「私は主の軍勢の将としてきたのだ」
「あなたの足の靴を脱ぎなさい。そこは聖い地ですから。
ヨシュアは、神様が味方についていてくださることを知り勇気を得ました。これは、100万の軍勢よりも遥かに強いのです。
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