主はモーセに言われた。「あなたは炎の蛇を造り、旗竿(はたざお)の先に掲げよ。蛇にかまれた者がそれを見上げれば、命を得る。」モーセは青銅で一つの蛇を造り、旗竿の先に掲げた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぐと、命を得た。 (民数記21章8~9節) |
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40年間荒野をさまよい、エジプトを出た時、20歳以上だったイスラエルの人は、年老いて死んでいきます。神様は、長い間、荒野の旅を通して、イスラエルの民を訓練し、成長させました。
ホル山のふもとに来た時、アロンの死が近いことが分かりました。モーセとアロンは、アロンの子エレアザルを連れ、ホル山に行き、アロンはエレアザルに立派な着物を着せ、祭司職をつがせました。
アロンは、ここで亡くなりました。
人々は、アロンのために30日間泣きました。 |
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イスラエルはホル山を出発し、また旅を続けますが、人々はまた食べ物や水のことで不平を言います。
「モーセよ!どうして豊かなエジプトを離れさせたのか!ここには、食べ物も水もない!それに、マナも食べ飽きた!」
神様は、この民の不平を罰するために、燃える蛇をつかわしました。蛇は人をかみ、多くの人々が死にました。
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モーセは、民のために祈り、神様の言葉に従って、青銅の蛇を作り、竿の上に掲げました。
蛇にかまれた人がそれを見ると、癒されました。
これは、後の時代(新約聖書の時代)にイエス様が十字架に付けられ、私たち罪びとがそれを仰いで信じれば赦される事を現しています。
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