わたしのための聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう。わたしが示す作り方に正しく従って、幕屋とそのすべての祭具を作りなさい。 (出エジプト記25章8、9節) |
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モーセは、イスラエルの人々に言いました。
「主なる神様のために、幕屋を建てねばなりません。
多くの物が必要です。
心から喜んでする者は、主にささげる物を持ってきなさい」。 |
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こうして幕屋は、すべて神様が定めた通りに造られました。
幕屋は、祭司が神様にとりなし(※神様に人間を赦していただき、和解をしてもらうこと)の祈りと犠牲をささげる場所です。
イスラエルの人々は、荒野の旅を続けていたので、幕屋は折りたたんで運べるようになっています。
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幕屋の中は、こうなっていました。
祭壇がある「聖所」と、その奥の「至聖所」です。
至聖所には、神様から授かった「十戒」の石の板が収められた「契約の箱」が置かれました。これは、神様が十戒に従って、イスラエルを支配し、訓練されることを現しています。
この至聖所には、年に一度、大祭司だけが入ることができます。
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この絵は、祭服や額当て、エフォド、12個の宝石をはめ込んだ胸当て等をつけた大祭司です。
大祭司は、本来は人間が負わなければならない民の「罪」を赦してもらうために、動物の犠牲をささげました。
現在の私たちは、イエス・キリスト自身が人々の罪のために命をささげて、永遠の大祭司となってくださったので、私たちの罪は赦されています。
このように、旧約聖書の時代のような幕屋を建てたり、動物の犠牲をささげたりはしませんが、私たちも聖書のみ言葉に従って、教会づくりと礼拝を行うのです。
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