それから長い年月がたち、エジプト王は死んだ。その間イスラエルの人々は労働のゆえにうめき、叫んだ。労働のゆえに助けを求める彼らの叫び声は神に届いた。神はその嘆きを聞き、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。神はイスラエルの人々を顧み、御心に留められた。 (出エジプト記2章23~25節) |
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モーセは40歳になるまで、エジプト王ファラオの娘を一緒に生活しました。国のえらい学者先生により、モーセは王宮で最高を学問を学びました。 |
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一方、モーセの本当の母親は、モーセが王宮に行く前に、本当の神さまについてしっかり教えました。エジプト人が、偶像の神を拝んでいたからです。
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(紙芝居を半分抜く)
ある日モーセは、エジプト人がヘブル人と呼ばれるイスラエル人をひどくムチ打っているのを見ました。
(紙芝居を全部抜く)
それを見たモーセは怒り、周りに誰もいないのを見て、エジプト人を殺して埋めてしまいました。
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次の日、モーセはイスラエル人同士が、争っているのを見ました。モーセは、それを止めようとして言いました。
「あなたは同じヘブル人同士なのに、なぜ友を殴るのですか?」
すると、男は言いました。
「いったい誰が、あんたを俺たちの裁判人にしたのか?それとも、昨日エジプト人を殺したように、俺も殺そうと言うのか!」
モーセは、誰も知らないと思っていた事が知れ渡っていた事がおそろしくなりました。
エジプト王ファラオは、モーセがヘブル人であり、エジプト人を殺した事を知って、モーセを殺そうとしました。
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モーセは、命からがらエジプトの宮殿を抜け出しました。水も食料もない荒野の砂漠に逃げ、やっとのことでミディアンの地にたどり着きました。
さて、ミディアンの祭司エトロ(レウエル)に7人の娘がいました。彼女らは、羊に水を飲ますため泉に来ました。この時、他の羊飼いが邪魔をしました。
「邪魔だ!どけ、どけ!俺たちの羊に、水を飲ませるんだからな!」
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(紙芝居を半分抜く)
モーセは、その悪い羊飼いたちを追いはらいました。
(紙芝居を全部抜く)
娘たちが、父エトロにその事を知らせると、父はモーセを自分の所に留まらせ、食事をしました。
そして、娘の一人ツィポラとモーセは結婚し、男の子ゲルショムを産みました。
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一方エジプトでは、先の王が亡くなり、次の王が王座につきました。
そして、イスラエルの人々は奴隷として、いっそう苦しい仕事をさせられました。
この苦しい叫びは、神さまに届きます。
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