医療事務管理士への道
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3.医療事務管理士試験の対策 (2011年11月13日記載)
前回、医療事務の通信教育講座を修了したところまで書きましたが、それは僕のゴールではありません。「医療事務管理士の資格を取ること!」です(←もっともこれだって本来の意味のゴールではなく、医療の現場に立ってようやくスタートラインですが)。
試験に合格するには、その対策が必要です…知識が漠然と頭に入っているだけでは駄目で、それを正しく試験に適応する技術とでも言いましょうか。講座終了から試験までの期間は約1ヶ月半で、その期間で試験対策をしました。これから試験を受ける方々の参考になるかどうか分かりませんが、僕の試験対策方法を書きとめておきます。
試験は、知識全般を問う"学科"とレセプト作成と言う"実技"の二つで成り立っています。実技は、レセプト作成が3枚あります。試験時間は、全部で4時間。つまり学科と実技3問の4つを、4時間でこなすわけです。ザックリ時間配分すると、学科で1時間、実技で3時間です。医療事務の内容を知らないと、「4時間もあれば余裕で解けるでしょ!」と思われるかもしれません。ところがきちんと試験対策をしないと、4時間ではまったく足りないのです。
僕は、医療事務の講座のトレーニングブックやレポートのレセプト作成で、(最初の頃は)簡単なもので1時間半、複雑なもで2時間以上、時には3時間もかかっていました。試験の実技のレセプト作成3枚について、「どうやったら3時間で3枚も完成できるのだろう?」と思っていました。時間内で、資料や点数表の必要なところに素早く辿りつき、ルールに基づき点数を計算し、正確にレセプトを作成していく。これには、"慣れ"が絶対に必要です!ひたすらレセプトを作成すること!「習うより慣れろ!」のような繰り返しが必要です。レセプト作成の"精度"と"速度"を向上させるため、毎日ひたすらレセプトを作成しました。過去の試験問題集も購入し、もちろん全部解きました。スピードUPの訓練のため,問題は全て2回ずつ解きました。
医科試験問題集(いわゆる"過去問")
最終的に、テキスト、トレーニングブック、レポート、試験問題集の問題のレセプト作成を合計100枚ほど行いました。1枚1時間で作成したとしても、100時間かかります。当初は1枚1時間では完成できなかったので、実際にはおそらくレセプト作成だけで少なくとも総時間200時間以上かかっています。試験期日までのタイムリミットがありますので(無数にレセプト作成はできないので)、レセプト作成訓練はそこで打ち止めとなりましたが、1枚当たり平均1時間以内でレセプト作成可能な(ある程度の)技術レベルに達しました。
ひたすら作成したレセプトの一部
もう一つの学科の対策の方も、手を抜く訳には行きません、学科試験には毎年「ん?」と思わせる問題が含まれていて、甘く見ていると手痛いしっぺ返しを食います。前回も書きましたが、今回は最初にノート作りをせず、テキストをひたすら理解&暗記することに努めました。そして通信講座終了後に、(8ヶ月の復習の意味を込めて)ようやくノート作りを開始しました。50枚(=100ページ)のノート1冊では足りないので、2冊買ってくっ付けて分厚い(200ページの)1冊のノートにしました。内容の復習をしながらノートを作成し、学科の試験に備えました。もちろん過去問題集の学科問題も、レセプト同様に2回ずつ解きました。
マイ医療事務ノート
こうして1ヶ月半に及ぶ試験対策の勉強を終えました。そして、2011年7月後半に"医療事務管理士技能認定試験"に挑みました。答案は、僕なりに納得いく形で作成できました。
結果は、試験から3週間後の8月15日に出ました。"医療事務管理士技能認定試験"に一発で合格することができ、晴れて"医療事務管理士"を名乗ることができる事となりました。
"医療事務管理士"認定合格証
次回は、いよいよ"医療事務"実務編です。
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