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スラムダンク/井上雄彦作
「安西先生、映画が見たいです。」
「あきらめたら、そこで映画鑑賞終了ですよ。」
と言うことで、2月7日、朝散歩をパスして、長時間CGレンダリングの合間に、朝一で都内の映画館へ。
僕の中のキング・オブ・コミックスが、スラムダンクなのです!
映画「スラムダンク」、グレート!
まず動画クオリティの高さに感動。 バスケの迫力ある動作はもちろん、目や小鼻の細かい動きまで! そして映画を見終わって感泣~!
作者自らの、脚本・原画・監督の成せる奇跡の作品。
むか~し昔、スラムダンクがテレビアニメ化された時は、動画のクオリティの低さ、間の悪さにがっかりして、初期の途中で視聴を止めた。 今回の映画は最高!
と、前置きが長くなりましたが、今まで何千冊と言うコミックを買いましたが、僕の中で燦然と輝くコミックの王者が「スラムダンク」!.
結婚した時、本棚と本が多過ぎて処分することとなりました。コミックや雑誌、その他の本含めて。45Lゴミ袋で15袋分!
千冊以上のコミックも、ブックオフその他に二束三文で持ち込んで、泣く泣く処分しました。残ったのは、本当にお気に入りのコミックだけ。その中で、最も大事なコミックだったのがスラムダンク!(※もはやビンテージのピーナッツコミックは除く)。
ストーリー、展開、テンポ(間)、台詞、全てが秀逸!
熱血スポーツ漫画に、不良もの、学園もの、青春もの他、色んな要素が詰め込まれ、それまで熱血・闘魂・根性一筋だったスポーツ漫画に、ユーモアも取り入れたもの素晴らしい。
バスケと言う日本では少々メジャーから外れている「バスケ」が主題だが、全く気にならない。「バスケがしたいです」とは思わないが(笑)、グイグイとその世界に引き込まれる。
桜木と流川のライバル関係は、少年漫画の王道を行っているが、彼らだけが目立つストーリーではない。周囲の人物設定や描写もとても良い。彼ら無くしては、スラムダンクは輝かない。一つ一つを文字にしようとすると陳腐になるが、自分は「スラムダンク」はコミックの王者だと思う。何度も読み返しています(^_^)