健康シリーズ番外編                          Jollyboyのワクワク健康ランド

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初めての胃カメラ体験+検査入院 (2006年12月17日記載)

 2006年は、健康面でしんどく辛い一年間だった。独立開業して7年になるが、仕事の本数が過去最多。その分心身のストレスも過去最大で、健康を大きく崩した一年だった。

 まず冬から春にかけて、胃腸を壊した。3月の頃、なんか胃の調子が悪いなと感じ、4月に入るとどんどん悪化。ゴールデンウィークに最悪となって、家族で大阪に行った際に新幹線内で嘔吐、腹痛も最大の苦痛になった。
 そこで帰ってから5月に胃腸科の医院に行き、生まれて初めて胃カメラを飲むことになった。


胃カメラ体験

 胃カメラは、次のような手順だった。胃の中の泡を取る液体を飲んで、麻酔の筋肉注射と静脈注射して、咽喉を滑らかにする変な液体飲んで、苦~いスプレーを、咽喉の奥に吹きかけられて、ようやく胃カメラを飲む。

胃カメラでのぞいた胃←胃カメラでのぞいた僕の胃

 検査結果。3月以来の胃腸の調子の悪さの原因は、十二指腸の炎症だった。薬で治すという事になった。ちなみに、中学生の頃一度"十二指腸カタル"になった事がある。

 仕事のストレス等で胃腸に過度な過負荷がかかって、炎症を起こしたらしい。医者曰く、ストレス発散のため運動しなさいとの事・・・そんな事、言われなくても分かっとるわい!それができないから、ここに来とるのじゃあ・・・とは口が裂けても言えん(胃炎)。




 さて、薬のおかげで胃腸の調子が回復したと思ったのも束の間。今度は、不眠症状、俗に言う睡眠障害に襲われるようになってしまった。ストレスが過度な時期は不眠気味の事があったのだが、今年はその症状が特にひどい。インソムニアとは思わんが、夜中何度も目を覚ましたり、一度目を覚ますとなかなか寝付けなかったり・・・。
 眠れず、日中あまりに体が疲れるので、医者に行く事にした。以前読んだ本で、全人医療を標榜する信用できそうだと判断した院長の病院を選択。9月にその医院へ行く。


各種検査と検査入院

 さて、運良く院長に診察してもらえた。で、いきなり人間ドック並みの検査をすることになった。
 採尿や5本もの採血、レントゲン、心電図、甲状腺検査、そして動脈硬化検査やピロリ菌検査まで…。初日できなかった検査は、後日またする事に。まあ、最後の人間ドッグが2年前だったしちょうど良い(?)。後日、再び医者へ行く。前回の検査の続きで、腹部の超音波検査。前回と今回の検査で色々な事が分った。


不眠気味の原因の可能性
①無呼吸症候群の可能性がある。
②→無呼吸症で睡眠不足になり、またそれが原因で血圧が上がる。
③→そして同様にそれが原因で昼間異様な眠気に襲われる。
…と言う可能性があるとの事。
そこで、後日、頚動脈の検査や睡眠時の検査のための
"検査入院"をする事になった。プラスして、動脈硬化傾向、脂肪肝や悪玉コレステロール値の高さを指摘された。で、血圧を下げる薬、コレステロール値を下げる薬他、計5種類の薬を毎日飲む事に。そんな訳で、しばらく薬漬けの生活となる。

5種類の薬←5種類の薬

 さて、検査入院の前に、体調が悪化して最悪になってしまった。鼻が詰まって呼吸ができず、咽喉がカラカラになり、頭痛がひどく、体の節々が痛くてかつだるく、異様な寒気に夜中に襲われガタガタと震えるほどに。
 10月某日、仕事中に体調が最悪になって、体温計を買って測ったらなんと39.3度もあった。早退したかったが、夜打ち合わせがあったので、根性で打ち合わせを終えてから帰宅。
 地元に帰ってすぐ医者に行く。風邪薬や頓服薬など5種類の薬を出してもらう。不眠症の分の薬と今回の風邪薬の合計が
"十種類"。人生で、こんなにたくさんの薬を飲んだ事はない。なんか、やはり今年は体調最悪…。

10種類の薬
←過去最多の10種類の薬

さて10月半ば、仕事を早退し、金曜の夕方から検査入院した。頭から手足の先まで、電極やらセンサーやらをベタベタ貼り付け、脳波やら呼吸の量やら色んな事を測定する。

入院した病室←僕が入院した病室

 検査入院のため、病院で一晩を過ごした。頭から手足まで、電極やらセンサーやらを20個以上取り付けた。脳波、心電図、血中酸素濃度、筋肉の動き、呼吸の量や回数、体位変化などを測定するのである。「寝返りは自由にうって構いません」と言われたが、体中が配線だらけでそれは無理だぞ…。測定は朝6時に終わり、7時に退院。

11月に入り、検査入院(終夜睡眠ポリグラフィ検査)の結果が出た。


僕の不眠の原因

①一時間のうち9回の無呼吸状況(全体では74回)の軽い無呼吸症。しかし機械等の治療を要するのは、一時間20回以上なのでその治療の必要は無い。
②睡眠はご存知"レム睡眠"と"ステージ1~4"までの睡眠状態があるが、僕の場合深い睡眠であるステージ3と4の睡眠がまったくない。0%。つまりまったく熟睡できていないとの事。つまり、一般に言うところの睡眠障害。これが夜間起きてしまったり、昼間眠気に襲われる原因。
これらを踏まえて、薬を変更していただいた。

 そんなこんなで、ホント2006年は心身共に疲弊した一年間だったが、来年は(ストレス0は無理でも)今年よりも軽いストレスの一年でありたいなぁ~。



追記1: 検査のもう一つの結果

2007年1月の診察時の話。昨年のエコー画像検査の結果、もう一つの事が分った。

頚動脈の左側に、塊の影があったそうだ。これが進行すると血栓になったり、ひいては脳梗塞に発展する危険性がある。

そんな訳で、今までの薬に加えて血液をサラサラにする薬を飲む事になった。やっと3種類に減っていた薬が、4種類に増えてしまった。



追記2:検査入院時の個人的ミニ・サプライズ

さて、検査入院の時、病室内でちょっとしたプチ・サプライズがあった。それは、浴室での話。浴室内に置かれていたシャンプーとボディ・シャンプーが、それぞれ"海のうるおい藻・リンスインシャンプー"と"ビオレU・ボディシャンプー"だったのだ!

シャンプーとボディ・シャンプー←病室の浴室にあったシャンプーとボディ・シャンプー

それがどうして驚きかと言うと、僕が自宅で使っているのもまったく同じ"海のうるおい藻・リンスインシャンプー"と"ビオレU・ボディシャンプー"なのである。ボトル・サイズまで一緒。世の中に数多くあるシャンプーとボディ・シャンプー。それが自宅と病院で、2種類ともぴったりと同じになる確率ってどのくらいなのだろう?

このシャンプーとボディ・シャンプーは、どちらも僕が長年色々と試して辿り着いた「僕にとっての最高のシャンプーとボディ・シャンプー」なのである。僕の髪質は、くせ毛でしかも固い。シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメントがどうしても合わず、何を使ってもすぐ乾燥する、ごわごわする、はねる。色んなシャンプーを試した。一本何千円もするフランス製の某ブランドのシャンプーやトリートメントを2年以上使ったこともある。しかし、どうしても髪質に合わない。そして数年前にようやく出会えたのが、僕の髪質にピッタリ来る"海のうるおい藻・リンスインシャンプー"なのである。"ビオレU・ボディシャンプー"も、同様な試行錯誤の末に出会ったボディ・シャンプーだ。

そんなこんなで苦労して見つけた2本のシャンプーとボディ・シャンプーが、まるで僕を待っていたかのように、病室の浴室に鎮座しているではないか!病院の病室担当者が、優れたシャンプーを探していてこの2本に辿り着いたのか、それとも単なる偶然なのか・・・。いずれにしても、ちょっとうれしいサプライズでした。

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