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宮 城 (1998年11月記載)

 青森から500台の車が出発し、同時に東京からも車500台が出発しました。これらの車はどこで出会うでしょうか?答えは、最後の行に。

 さて、宮城県は、あまりよく知らない。山形へスキーに行った時も、バイクで北海道へ行った時も、ただ通過しただけ。まあ、見方を変えれば縦断したわけだから、取りあえず全部を網羅したとも言えなくはないが…。今のところ実際に宿泊して観光したのは、1986年、学生時代に行った仙台だけ。

 なぜ仙台に行ったのか、今一記憶が定かではないのだが、関東にある教会の青年会の代表として東北の教会の青年に会いに行ったのだと思う。親父の車ミラージュを借りて、仙台へ出発。学生だったので当然お金もなく(1万円も無かったのを覚えている。ガソリン代、飯代を考えると冷や冷やもの^^;;)高速道路は使わず、国道6号をひたすら北上。10時間もかかって、ようやく仙台市内へ到着。仙台教会を探し当てた時は、もう夕方であった。

仙台教会 仙台教会

仙台教会にて 勉強会の後で


 ちょうど勉強会の最中で、私も勉強会に参加した。勉強会が終わってから、いろんな話を聞かせてもらった(それがどんな話だったかは、今はほとんど忘れてしまった。ただ楽しかったのは、覚えている)。その後教会の畳の部屋に泊めていただき、一夜を過ごす。朝御飯(ご飯とお新香とお味噌汁だったと思う)まで出していただき食べる。朝食後、教会を出発。せっかく仙台まで来たので、市内を見て回ることにした。碁盤の目のように区画された街並みは、東京のゴミゴミした感じと違い、清潔感を感じさせる。そして青葉城へ到着!

 そう、ここは伊達政宗の藩だったのだなあ。独眼竜を演じていた渡辺謙を思い出す。そして眼下の広瀬川を見下ろすと、自然に佐藤宗行のあの歌のメロディーが浮かんでくるのだった「広瀬川~、流れる岸辺~」。しばしそこで休んだ後、友人の住む福島へ向かう。別に高速道路なんか使う必要はない、国道をひた走る。秋ということもあり、山道の紅葉がとてもきれいで、空気もすがすがしかった。お金はないが時間はたっぷりある、貧乏学生旅行の特権なのだ。

正宗像 正宗像

紅葉 帰路途中の紅葉

答え:仙台(1,000台)。


2019年5月19日&20日追記:仙台と陸前高田へ行きました。ボランティアスタッフとして参加するためです。
20日朝、仙台城址を往復ランニングして朝食を採った後、スタッフの運転するマイクロバスで陸前高田へ行きました。

 

 

 



 

⇒詳細は、こちらのページに書きました。


宮城県:県庁は、仙台市。仙台平野を中心に、かなり平地を恵まれ米作が盛ん。水産業は全国有数で、特に石巻湾一帯のノリ・カキの水産養殖は有名。鳴子・鬼首など温泉も多く、松島・金華山などの観光地もある。面積7,289平方キロメートル。