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(2016年12月14日掲載)
77.ワインのお菓子・2
今から9年前、ワインのお菓子を紹介しました。まあ、お菓子と言っても、全部チョコですが(笑)。その時は、"ポートワイン"チョコ、不二家の"貴腐ワインのデザート"チョコ、同不二家ルックの"グレープアラモード"(ワインではない)のチョコ、同ルックの"ワイン&チーズクリーム"チョコ、キットカットの"ショコラティエ・ワイン"チョコ、ロッテの"ウィノアチョコ"チョコ、ブルボンの"ショコラ・ド・ヴァン(シャルドネ)"の7つを取り上げました。
今回取り上げるのは、上記以外の3つのチョコです。。
★ロッテ・バッカス
このバッカスは昔からあるので、何度も食べている歴史のある(?)チョコです。スーパーやコンビニで見かけた人も多いと思います。
チョコの中のお酒は、ワインではなくコニャックが入っています。コニャックは、大雑把に言うとフランスのコニャック地方で作られるブランデーです。ブランデーとは、そもそもワインを蒸留して作ったアルコール度数の高いお酒。
このチョコの中のブランデーは流動性のある状態(液体)なので、一口で食べないとこぼれます(笑)。あと、アルコール分が3.2%もあるので、これを食べて運転してはいけません。
★明治・メルティキッス・くちどけブランデー&オレンジ
こちらの明治のチョコは、ブランデーです。中のブランデーは、バッカスのような液体状ではないので、こぼれる心配はありませんでした。オレンジピールも入っていて、やや大人なぜいたくな味わいが楽しめます、個別包装の4個入り。こちらのアルコール2.7%なので、食べたら運転禁止ですよ~。
★ロッテ・ガーナ・マール・ド・シャンパーニュ
ガーナの、マール・ド・シャンパーニュ。バッカスと同じロッテのチョコですが、こちらは液体状ではないので、中身のブランデーがこぼれる心配はありません。"マール・ド・シャンパーニュ"って名前で勘違いしやすいですが、中身はシュンパーニュじゃないですよ。だから、もちろん泡のシュワシュワもありません(笑)。これも実はブランデーの一種で、シャンパーニュの果汁を搾り取った後の葡萄でワインを作り、蒸留したものです。こちらのアルコール分1.1%なので、車の運転はしてはいけません。。
今回は、全てブランデー系ベースのチョコのご紹介でした。個人的には、ウイスキーボンボンのように液体が入っているバッカスが好きです 全てアルコール入りなので、食べた後の車の運転はNGです×
ボージョレ・ヴィラージュ ヌーヴォー 2016
11月にボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーをいただきましたので、タイムリーなのでボージョレ・ヌーヴォーを取り上げます。前回、ボージョレを取り上げたのは、2000年11月。なので、16年ぶりなんですね、ボージョレの記事書くの。2000年の時にUPしたのは、ルイ・ジャド社のボージョレ・ヴィラージュ。今回は、ドメーヌ・レ・ヴィリエの"ボージョレ・ヴィラージュ"。
ボージョレについて、前回も説明しましたが軽くおさらいします。ボージョレのぶどう品種"ガメイ"は他の地区では人気が無い"質より量"の品種で、このブルゴーニュ地方のボージョレ地区においてのみ唯一その力を発揮し、基本的に軽いフレッシュなワインができるのですが、そこを逆手に取って「出来立てホヤホヤのワイン、早く飲まないと美味しくない!」…を猛PRして、世界的な大ヒット!
そして、これも前回説明しましたが、村名(ヴィラージュ)を名乗れる指定の銘柄は、普通のボージョレよりも各上で品質が高いのです。このドメーヌ・ド・ヴィリエのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、「フランス醸造技術士協会(Oenologues de France)」が後援するボージョレ・ヌーヴォーの唯一の公式コンクール"トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー 2016"にて、最高金賞を受賞しました。ただし、オリンピックや通常のコンクールとは違い、金賞は一つではなく複数の(しかもけっこうな数の)ワインに与えられます(笑)。
参考データ:葡萄品種 ガメイ種
産地:フランス・ブルゴーニュ地方・ボージョレ地区
価格:750mℓ/2,138円(いなげやにて/税込み)
引用・参考文献:
ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本
(日本ソムリエ協会)
日本ソムリエ協会 教本/2003年度版 (日本ソムリエ協会)
基礎ワイン教本/WSET編 (柴 田 書 店)
田辺由美のワインブック (飛 鳥 出 版)
田辺由美のワインノート (飛 鳥 出 版)
ワインの科学 清水 健一 著 (講 談 社)
ヒュー・ジョンソンの楽しいワイン (文 春 文 庫)
ワインベストセレクション260 浅田 勝美 監修 (日 本 文 芸 社)
ワインのたのしみ方 皆川 達夫 著 (主婦と生活社)
世界ワイン大全 (日経BPムック)
ワインの世界史 (中 公 新 書)
ワイン・カタログ/ナヴィ・インターナショナル編 (西 東 社)
ボルドー/ワインの宝庫を訪ねて (日経BP社)
ブルゴーニュ/ワインとグルメの歴史にひたる (日経BP社)
シャンパーニュ/金色に輝くシャンパンの故郷へ (日経BP社)
トスカーナ・ワイン紀行 (日経BP社)
ソムリエを楽しむ 田崎 真也 著 (講 談 社)
ワインものがたり 鎌田 健一 著 (大泉書店)
今日からちょっとワイン通 山田 健 著 (草 思 社)
私のワイン畑 玉村 豊男 著 (扶 桑 社)
夢ワイン 江川 卓 著 (講 談 社)
永井美奈子のベランダでワイン (主婦と生活社)
ワイン この一本 戸部民夫・清水靖子編著 (毎 日 新 聞 社)
ワインデイズ マーク・ピーターセン著 (文春文庫PLUS)
ワイン用葡萄ガイド ジャンシス・ロビンソン (WANDS)
ワインの教室 (イカロス 出 版)
ワインついしゃべりたくなる博学知識 (河出書房新社)
カクテル123 (日 本 文 芸 社)
男と女のワイン術 (日経プレミアシリーズ)
キリンHP いなげやHP など