入口 >トップメニュー >ワインハウス>現ページ
(2015年 4月 4日掲載)
71.半世紀記念パーティ
4月4日、以前から計画していた地元の同級生らと「半世紀を祝う」パーティ。朝6時からワイングラスを磨く、磨く、磨く!
<ワインリスト>
①シャトー・ラトュール 1997年(ボルドー1級・赤)
②バローロ 1994年(イタリア・赤・ワインの王、王のためのワイン)
③サシャーヌ・モンラッシュ 1997年(ブルゴーニュ・赤)
④シャトー・フォントニル 2001年(ボルドー・赤)
⑤サンライズ・シャブリ(チリ・白)
⑥サンライズ・ブリュット(チリ・スパークリング・乾杯用!)
ラトュールなんて、これまで僕自身も飲んだことの無い初のボルドー一級ワイン~。
で、午後、地元の中学と高校時代の同級生が集い、半世紀を祝う会を開催!3月末までに全員50歳になったので、それをお祝いするパーティです。
最初の乾杯は、スパークリングワインの⑤サンライズ・ブリュット。続いて、料理の海鮮料理に合わせて、同じく⑥サンライズのシャルドネでスタート。
友人I君が撮影してくれた写真
①ラトュール1997年は自宅のワインセラーで熟成させたもので、非常に飲みやすくブーケ豊かで、赤ワインの渋みが苦手な方にも気持ち良く飲んでいたけたと思います。ただ18年と言う歳月で、優秀なジャッキアップ型のソムリエナイフでもコルクが折れてしまい(汗)、デキャンターボトルに移しました。これは焦った!
ちなみに、この1997年ものの購入時価格は2万円でしたが、現在の1997年ものの価格は税込み10万円超えです(汗)。
僕の好きな②バローロ1994年もずっとセラーで寝かせてきたワインで、たいへんまろやかでした。レンガ色の色合いも、やっぱネッビオーロ~と言う感じでした。こちらは21年も寝かしたにも関わらず、コルクは折れずに抜けました。ちなみにこちらの価格は(1994年は検索しても出てこないので)1990年物で、税込み1万9千円ほどのようです・・・さすがにラトュールほどには価格は上がらないっすね!(笑)。
しかし、18年や21年も寝かしたこのような銘醸ワインをいただけるなんて、至福の一時でした。
もうワインは十分のようだったので、用意していた③サシャーヌ・モンラッシュと④シャトー・フォントニルは今回は抜栓せず、友人が持ってきてくれたビールに移行しました。友人が持ってきてくれた生ハムやパンにつけるレバーパテやクリームチーズや枝豆などもとても美味しかったです!
料理は、持ち寄り形式。アクアパッツァ、生ハム巻、一口カツ、手焼きのチーズパン、オリーブ、他美味しい料理やお菓子がいっぱい!僕は、モッツァレラチーズとトマトのサラダ、チキンソテーのトマトソース添えを作りました。喫茶店風ナポリタンを作る準備もしておりましたが、みな満腹なので今回は作るのを見送りました。
ワイワイガヤガヤ、気が付けば4時間半経っておりました。楽しい時間は、あっという間です。最後は、コーヒーと紅茶とお菓子で締め。こうして、半世紀を祝う会は終了しました。集ってくれた友人の皆さんありがとう!!
(※顔は肖像権を考慮し、若干変更しております・・・笑)。
ところで、今回のパーティのために、娘が「50歳記念」のスイーツデコを作ってくれたので、みんなにプレゼントで渡しました
バローロ 1994年
今回のパーティのメイン赤ワインのシャトー・ラトュールは以前取り上げたので、今回はこれ、僕の大好きなワイン、バローロ。イタリアで、ワインの王、王のためのワインと言われるワインで、ローマ皇帝も愛したと言われるイタリアワインワイン界最高クラスのワイン。
ピオチェーザレ社は、1881年創業の老舗ワイナリー。
高いワインなので、子どもが二人もいる今はそうそう飲めないけど、独り身の時代は何本か飲みました。今回のバローロは、遠い記憶では浅草のデパートの松屋で購入したと記憶している1994年もの!その後、わが家のセラーで熟成させたワインです。購入時は確か6,000~7,000円ぐらいだったと思うけれど、さすがに21年前の1994年ものは検索しても出てこないので、現代の価格は不明です(※数少ない超熟のビンテージものは1万円とか2万円とか、いずれもかなり高価なようです)。
バローロは元々「飲みやすいなあ~」と感じていたけれど、熟成によりさらにまろやかになっておりました。タンニンのあの渋みが苦手な人でも、とても飲みやすいと思わされる味でした。また買って、セラーに入れておきたい一本!
参考データ:葡萄品種 ネッビオーロ種/イタリア・ピエモンテ州
ピオチェーザレ社 750mℓ/購入時価格:6,000~7,000円前後
引用・参考文献:
ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本
(日本ソムリエ協会)
日本ソムリエ協会 教本/2003年度版 (日本ソムリエ協会)
基礎ワイン教本/WSET編 (柴 田 書 店)
田辺由美のワインブック (飛 鳥 出 版)
田辺由美のワインノート (飛 鳥 出 版)
ワインの科学 清水 健一 著 (講 談 社)
ヒュー・ジョンソンの楽しいワイン (文 春 文 庫)
ワインベストセレクション260 浅田 勝美 監修 (日 本 文 芸 社)
ワインのたのしみ方 皆川 達夫 著 (主婦と生活社)
世界ワイン大全 (日経BPムック)
ワインの世界史 (中 公 新 書)
ワイン・カタログ/ナヴィ・インターナショナル編 (西 東 社)
ボルドー/ワインの宝庫を訪ねて (日経BP社)
ブルゴーニュ/ワインとグルメの歴史にひたる (日経BP社)
シャンパーニュ/金色に輝くシャンパンの故郷へ (日経BP社)
トスカーナ・ワイン紀行 (日経BP社)
ソムリエを楽しむ 田崎 真也 著 (講 談 社)
ワインものがたり 鎌田 健一 著 (大泉書店)
今日からちょっとワイン通 山田 健 著 (草 思 社)
私のワイン畑 玉村 豊男 著 (扶 桑 社)
夢ワイン 江川 卓 著 (講 談 社)
永井美奈子のベランダでワイン (主婦と生活社)
ワイン この一本 戸部民夫・清水靖子編著 (毎 日 新 聞 社)
ワインデイズ マーク・ピーターセン著 (文春文庫PLUS)
ワイン用葡萄ガイド ジャンシス・ロビンソン (WANDS)
ワインの教室 (イカロス 出 版)
ワインついしゃべりたくなる博学知識 (河出書房新社)
カクテル123 (日 本 文 芸 社)
など