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いわて早池峰山麓"月のセレナーデ"(白)
日本のワインを取り上げるシリーズの3回目。今、東北のワインを取り上げずして、いつ取り上げるのだ!?
と言うことで、東北を応援すべく東北のワイナリーを調べていて、岩手のエーデル・ワインと言う会社を知りました。エーデルワイン社は、早池峰で知られる岩手県花巻市大迫町にあります。早池峰山には、ヨーロッパアルプスの"エーデルワイス"の姉妹花と言われる"ハヤチネウスユキソウ"が咲いていて、これにちなんで社名が付けられたそうです。
昭和22、23年に台風が大迫町に大きな被害を与えた時に、当時の県知事の「大迫町は葡萄栽培の適地である」との言葉がきっかけで、昭和25年に岩手県立農業試験場大迫葡萄試験地が創設されたのがスタートだそうてです。昭和56年には、本格的なワイン専用葡萄の栽培も始まり、岩手県産ワインが全国的に人気を高めていきます。
エーデルワイン社は様々なワインを生産・販売していますが、僕が今回購入した"月のセレナーデ"は"東日本大震災復興支援ワイン"で、1本につき10円を義捐金として寄付されます。月のセレナーデの白は、リースリング・リオン種から作られたフルーティで爽やかな酸味のある甘口です。月のセレナーデは、他にキャンベル種の甘口の"赤"、同じくキャンベル種の甘口の"ロゼ"があります。
真夏の休日ののんびりできる日に、この"月のセレナーデ"の白を冷やして飲みたいと思います。
参考データ:葡萄品種 リースリング・リオン種
北海道小樽市産 720ml 価格1,131円(消費税込)
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