入口 >トップメニュー >サバイバル >現ページ

危険な世の中・サバイバル入門

"君子危うきに近寄・・・ってしまった"ある日の出来事/パートⅡ

(2010年10月 3日記載)

君子危うきに近寄ってしまった出来事パート2(君子じゃないけどね…笑)。

僕の誕生日のため、一日前に家族で映画を観ることにした。 某ショッピングモールに行き、"借り暮らしのアリエッティ"のチケットを買った後、お昼ご飯を食べた。

その後、映画まで時間があったので、家族でベンチに座っていると、中学2~3年以上と思われる男子のグループが色々と悪さをしていた。3階から、お店の広告などをまきちらして逃げる。当然、チラシはひらひらと1階へ降り注ぐ。
僕は、一部始終を見ていたのだが、映画が始まる前なので黙視していた。僕同様、周囲の誰も注意しなかった事から、彼らは調子に乗って戻ってきて、エスカレーターの手すりを滑り降りたり、逆方向に駆け上がったり・・・と、エスカレートしてやりたい放題。

見るに見かねた、小さな女の子連れの母親が注意をしに立ち上がって彼らの方に向かった。近くにいたのは若いカップル、競馬新聞を読んでいる男性、他子供連れなど。中坊のガキとは言え、相手は男子6名…「ああ、こりゃ俺が行かんと駄目なんだろな…」思い、妻と子ども達に「注意してくるね」といって立ち上がる。

案の定、ガキどもはまた大量のチラシを3階から下に向かってばら撒いた。
「おい、おまえら待て!」 僕がそう叫ぶと、彼らは蜘蛛の子を散らすように一気に逃げ出した。さすがに6人全員は追いかけられないので、1番悪質だった最も背の高いリーダー格(なのか?)と思われるガキに標的を絞って追いかけた。

「誰かそいつを捕まえてくれ!警備員呼んでくれ!」
と言いながら追い続けるが、周囲は他人事(これが現実…悲しい)。

しかし、僕の足の方が中坊よりは速いので捕まえた。 すると、捕まえたガキの唖然とする台詞。
「人違いです。僕はやってません。やったのは、あいつです!」
と、さきほどの仲間の一人を指差す。
"こいつ、悪いだけでなく、超卑怯者だ!"
悪いだけならまだ可愛げがあるが、仲間を売る卑怯者も兼ねている…最低。

僕は、そのガキの目をじっと見て、背中を大きく叩いて一言!
「二度とこんなことすんじゃねえぞ!」
(※こう言う時の僕の口調と迫力は、たぶん普段の僕を知る方々には想像できないと思います)。
「はい!」と言う意外に素直なガキの返事。
直観で、"責任逃れのために、こいつ何でもする奴なんだろうな"と感じた。

時間が無かったので、そこで彼を解放して急いで家族の下へ。
ああ、もう、映画が始まっちゃう!
警備員をようやく見つけて、彼らの人数構成、特徴や事の顛末を報告した後、家族のもとに戻り、ジュースとポップコーンを買って映画館内へ入り、心の平静を取り戻すべく深呼吸。妻と子ども達、ハラハラさせてごめんね。


妻は、いつか僕がチンピラに刺されるのじゃないかと心配している。悪事を見て見ぬ振りをできないことはないけれど、その無関心が社会を悪くしていると感じるから仕方ないな…。


世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 (ナショナルジオグラフィック)

新品価格
¥2,592から
(2014/11/18 13:50時点)

 

21世紀サバイバル・バイブル (集英社文庫)

新品価格
¥669から
(2014/11/18 13:46時点)

 

究極のサバイバルテクニック

新品価格
¥1,944から
(2014/11/18 13:47時点)

 

身近な危険から自分を守る!ゆるサバイバル入門

新品価格
¥1,296から
(2014/11/18 13:54時点)