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草加市立歴史民俗資料館
(記載:2010年 3月14日)
僕の地元の草加には、市立の「歴史民俗資料館」があります。昭和58年11月1日に開館したのですが、元々は草加小学校の校舎でした。事実、僕は子供時代この小学校に通っていて、この校舎に音楽教室などがあって習っていました。(草加小学校自体が百年以上の歴史がありますが)この校舎もとても歴史があって、実は埼玉県下初の鉄筋コンクリート造り2階建て校舎だったのです。
生徒数が激減している現在(教室も当然あまる事となり)、ここに、郷土の歴史資料や民俗資料などを、収集、保管、展示することに至った訳です。
桜の季節の歴史民俗資料館
そんな歴史資料館ですが、僕も過去2回訪れました。当初は、農具やら、土器やら、碑やら、様々なものが雑然と置かれていました。そう、展示されていると言うよりは、「とりあえず置かれている」と言う表現がピッタリな感じでした。いきなりうるさく「記帳しろ!」だの、「来館の目的は何なの?」だの、「写真撮るには許可を取れ!」だの、何かとてもめんどくさかったです…特に写真撮影については、何度もうるさく注意されて、いやマジに、すごく嫌~な感じで、正直イラッ!ときました。
で、先日(2010年3月7日)、"ひな人形展(正式には、ひな人形、和紙傘福吊りひなと源氏物語貝合わせ展)"をやっていたので、子ども達を連れて、久々にぶらりと入ってみました。この3回目の訪問時には、以前のような険悪な雰囲気は無く、フランクな応対で、記帳も年齢のところに○を付けるだけで簡素でした。
展示の内容や展示方法も少しずつ改善されてきていて、漫然と「置かれている」と言うよりも、ちゃんと「展示されている」に近づいていました。息子は、模型とかジオラマが好きなので、大川邸の復元模型や草加宿の復元ジオラマを眺めていました。個人的には、約5300年前(縄文時代)の頃のものとされる丸木舟が、ちゃんとガラスケース内に展示されるようになっていて、ホッとしました。
その後、子ども達は、土器や農具にはまったく関心を示さず足早にスルー(笑)。
昔の草加宿のジオラマ
子ども達の今回の目的の「ひな人形」が飾ってある2階に行き、ひな人形や、和紙で作った吊りひな、そして貝に書かれた源氏物語などを見ました。ひな人形の段飾りは、明治、昭和、平成のそれぞれの時代のものや折ひななどが飾ってありました。1世紀以上前の明治時代のひな人形は、さすがに風格がありました。子ども達はあっという間に飽き、じっと見ているのはパパだけでした。
ひな人形展にて
さて、3回目の訪問を終えましたが、以前よりも展示内容や展示方法、接客応対が改善されているのでホッとしました。ただし、昨年、ものすごく素晴らしい相模原市立の博物館を見てしまったので、地元草加のこの資料館が、かなりチープに感じます。まぁ、予算が天地ほど違うのでしょうが、我が草加の歴史民俗資料館も少しずつで良いので、充実させていって欲しいです。
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