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草加と松尾芭蕉
(記載:2005年 2月 6日)
さて、草加は松尾芭蕉と縁のある地です。松尾芭蕉が、江戸深川から「奥の細道」の旅に出立したのは、元禄2年(1689)年3月27日です。その旅の途中、日光街道の草加宿も通ったと伝えられます。平成元年は、芭蕉が旅に出立してから300周年に当たり、市民団体「草心会」の呼びかけで「芭蕉像をつくる会」が組織され、平成3年に像が完成しました(うちの親父は"芭蕉オタク"なので、当然両親揃ってこの芭蕉像のために寄付金を払って、石板の寄付者一覧に名前が彫られてました)。
ちなみに、草加松原にある"百代橋"と言う橋の名前も、「奥の細道」の冒頭の「月日は百代の過客にして・・・」からの引用です。
日光街道松並木にある芭蕉像と桜
松並木沿いだけでなく、草加駅前の路地にも芭蕉像があります(しかしはっきり言って、こっちの像はかなりチープです・・・)。
草加駅前路地にある芭蕉像
芭蕉と関連のある町と言うことで、地元の図書館には芭蕉関連の図書・文献が、けっこうたくさんあります。本棚の裏表を芭蕉関連の本が占めているので、それなりの量だと思います。芭蕉が好きな人には、たまらないでしょうね~。
図書館の芭蕉関連の図書の棚
余談ですが、この松尾芭蕉の爺さまはとっても元気で、千住から歩いて来て草加には宿泊せず、春日部まで行ってしまったと言う話しもあります(笑)。幕府の隠密説とか、様々な話題にもことかかない爺様、これからも作品と共に色々と語り継がれていくのでしょう。
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2010年9月4日追記:松尾芭蕉のお供をした河合曾良の像を、市内の公園にて撮影しました。
2011年7月15日追記:地域新聞の記事で知ったのですが、上記の"松尾芭蕉の像"や"河合曾良の像"を作ったのは、草加生まれの草加育ちの彫刻家、麦倉忠彦さんが作ったものだそうです。麦倉さんは東京芸術大学研究科彫刻専攻修了の後、アメリカのK・ジョーロコフスキー彫刻研究所に留学し、その後日本で現代日本彫刻作家連盟副代表、九州産業大学大学院元教授など活躍されている方。麦倉さんの作品は、松尾芭蕉像やおせんさんの像など市内には10作品以上あるそうです。(地域新聞・2011年7月8日号/189号より引用)。
2015年1月24日追記:夜の芭蕉像もクールです。夕方のランニング時に撮影。
2015年3月17日追記:朝の散歩時に撮影した芭蕉像が、いつもより良い感じに思えたのでUP!
2015年3月27日追記:朝、またまた芭蕉像を別アングルで撮影いたしました。
2015年3月30日追記:上記から3日後の朝、桜が見事に咲いてます!芭蕉と松と桜。