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草加せんべいの作り方
草加せんべい作りと一口に言っても、手焼きから機械生産まで作り方は様々です。また、手焼きとは言っても、実際は製造工程のどこかで機械を使用していたりします。しかし、工程そのものは、基本的に同じ手順を踏んでいると考えてよいでしょう。このコーナーでは、手作りの場合の草加せんべいの一般的な手順をご紹介します。
(注:写真は、すべて草加の伝統産業展示室の展示物です)。
蒸篭(せいろ)で蒸す
せんべいを作るには、まず生地を作ります。精白したうるち米を水でよく研いでから乾燥させ、石臼でお米を挽いて粉にします。その後、粉とお湯を混ぜて、よく練ります。この練った玉を、せいろで蒸します。
杵でつく
蒸し上がった練り玉を臼に入れ、杵でつきます。こうして出来上がったものは、シンコと呼ばれます。
型抜き
シンコをのし棒でよく伸ばし、切型(わっか)と呼ばれる専用の型でせんべいの型抜きをします(型にはいくつかの直径のものがあります)。型抜きされた生地は、数日間天日干しされ熟成させられます。
押し焼き
そして、いよいよ「焼き」の作業です。せんべいを機敏にひっくり返しながら、押瓦(おしがわら)で平らにしながら、丁寧に焼き上げ、最後に醤油(※タレ)を刷毛で塗って仕上げます。
尚、草加市内には、せんべいの手焼きを体験できるお店もあります。下に、それらのお店のホームページ・アドレスを記載しました(これらのページには、より詳しいお煎餅の作り方の説明も載っています)。手焼きに興味のある方は、ぜひチャレンジしてみて下さいね!
志 免 屋 http://www.shimeya.com/
丸草一福(草創庵博物館) http://www.sokasenbei.co.jp/
草加せんべいガーデン http://www.yamakosenbei.co.jp/wordpress/
(山香煎餅本舗)
(本ページの記事は2003年9月1日記載)