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5.調理用具類 (2008年 7月 1日記載)

 さて、アウトドア・キャンプともなれば、調理は避けて通れない。第一回目の時に、BBQの必要道具について述べたが、今回はもう少し本格的な調理用具について考えたい。

クーラーボックス&保冷剤 クーラーボックス&保冷剤

 まず、食材を運ぶためのクーラーボックスはあった方が良いでしょう。長期のキャンプなら電源式の保冷庫がベストかもしれませんが、日帰りや一泊二日程度のキャンプならクーラーボックスで十分です。

水用ポリタンク
水用ポリタンク

 整備されたキャンプ地なら、水道の蛇口が近いかもしれませんが、そうでない場所では水タンクは必須です。
僕は、日頃非常用飲料水用としてポリタンクに水を入れて、時折水を換えるようにしています。

コンパクト・バーナーコンパクト・バーナー
コンパクト・バーナー

 さて、いよいよ調理用具です。どんな調理用火器が必要かと言う事ですが、昔家庭用の"一口カセットコンロ"でキャンプでカレーを作った事もありますが、できれば専用器具をそろえたい所。僕は、以前紹介したBBQグリルと、上記のコンパクトのカセット式バーナー(※ストーブ)。
 あと、ホワイトガソリンのストーブもほしいなぁ(※できれば2バーナーコンロ)…と思っている。カセット式は、低温化での火力が弱いので。

ステンレス製コンパクト・クッカーステンレス製コンパクト・クッカー
ステンレス製コンパクト・クッカー

 次にクッカー選びも重要。つまり鍋やフライパンである。家庭用の鍋やフライパンや土鍋でももちろん良いのだが、それでは引越しのような膨大な量になってしまう。キャンプに行くには、できるだけ荷物をコンパクトかつ軽量にしたいので、折畳式かつ重ね収納のできるコンパクトクッカーが良いだろう。
 ただし、素材によって色々長短がある。アルミ素材は軽いが、煮物はあうが炒め物は焦げやすい。チタン素材は軽くて上部だが、高価かつやはり焦げやすい。ホーローは、汚れを落としやすいし調理しやすいが、ぶつけると剥げる。悩んだ挙句、僕はステンレス製を使っている。
 将来的にダッチオーブンも買って、料理に挑戦したいと言う願望がある

アルミ製コンパクト食器セットの一部
アルミ製コンパクト食器セットの一部

 さてお次は食器編。これも、調理用具と同様に色んな素材がある。アルミ、ステンレス、チタン、ホーロー、プラスチックから紙まで様々。ぼくはアルミ製とステンレス製を買っている。あとプラスチック製のもあるが、まったく使っていない。
 余談だが、アウトドアの食事で、食器を洗う環境が整っていない時の対処法を一つ。食器の上にラップを巻いて、料理を載せる。食べ終った時、ラップを外して捨てれば食器を汚さずに済む。ただし、せっかくのアウトドア生活が貧乏くさいと感じられるかもしれないので、使用所を考慮して使った方がよい"秘儀"(笑)。

マグカップ
マグカップの一部

 あと、マグカップも忘れずに。紙コップって、長時間使うとグニャグニャしてきて不便だし、繰り返し洗って使えるマグカップ買っときましょう。昔はアルミ製のを使ってましたが、今はステンレス製のを8つほど買いました。

ポケット食器
ポケット食器

 スプーンやフォーク、箸なども、コンパクトにしまえるのが良いですね。たいした重さではないので、もちろん家庭で使っているのでも問題ないですけど。

ピクニック・バスケット<
ピクニック・バスケット

 食器を一ヶ所にまとめておくと楽です。僕は、食器類を一つのバッグに収納していますが、それとは別にピクニックバスケットケースに、お皿やマグカップやスプーンなどのセットを入れておいて、ちょっとした公園でのお昼や花見に、すぐ持ち出せるようにしています。


食器内蔵クーラーボックス食器内蔵クーラーボックス
食器内蔵クーラーボックス

 上のボックスは、プラスチックのトレイやフォークやスプーンが4名用セットされた便利なコンパクトな"保冷ボックス"です。

まな板、包丁、フライ返し他 まな板、包丁、フライ返し他
まな板、包丁、フライ返し他

 実際に調理するには、まな板や包丁、フライ返しや、菜箸やトング等が必要です。BBQでの記述と重複しますので省略します(※例えば、食器を洗うための洗剤やスポンジなど)。
もちろん家で使っている包丁やまな板などでも可能ですが、僕は専用に買って食器類と一緒に、バッグにしまってあります。

サバイバルナイフ サバイバルナイフ サバイバルナイフ
サバイバルナイフ

 さて、サバイバルナイフといわれるアウトドア専用のナイフは必要でしょうか?必要と言えば必要だし、要らないと言えばまったく要らない。それに、サバイバルナイフと言っても、ピンキリ。「そんなのどこで使うの?」と、首を傾げたくなるようなナイフも実際にあります。
 僕はサバイバルナイフで、ジャガイモの皮をむいたり、ニンジンを切ったりしました。でも、これらはすべて包丁でできます。ちなみに、これらを買物等の時であっても街中で持ち歩くと法的には銃刀法違反になるので、キャンプ場でのみ使いましょう。
(※刃渡り6センチ以上のナイフ(単に所有の場合は15センチ以上)やマイナスドライバーは、銃刀法やピッキング防止法等の法律に触れるので、絶対携帯して持ち歩かないように。怪しまれるだけでなく、捕まりますよ)。


多用途ナイフ
多用途ナイフ

 あと持っていても良いかな~、と言うものに、ビクトリーノックスなどの多目的コンパクト・ナイフ。ナイフとしての実用性は低いけれど、缶切りやコルク抜き等が一通り付いているので、バッグに一つ放り込んでおいても良いかな。ただし、すべての機能が同等に中途半端なので、経験上からはあんまり役に立つとは言えないけどね。

折り畳み式ショベル 折り畳み式ショベル(ピッケルにもなるタイプ)

 キャンプで料理をするには、シャベルが一つくらいあっても良いかな~。僕は、カバンに突っ込んである。穴掘ったり、石でかまどを作ったり。でも、最近のキャンプ場は至れり尽せりの所が多いから、よほど辺鄙な場所でのキャンプでもない限り、これも、他目的ナイフと同様に要らないと言えば要らないかも…。
 ショベル以上に必要ないのが、鉈(ナタ)や斧。薪を割ったりするのだけれども、ほとんど使わないでしょうね、最近のキャンプでは…。災害時用にハンドオックス(※小型の手斧)を一つ買ってあるけれど、家からキャンプに持ち出した事すらない…一生使わないかも

 アウトドアの調理用具はまだまだいっぱいあるけれど、全部揃えたらお金かかりすぎるし、そもそも重過ぎてキャンプに持っていけないでしょう(笑)。自分のキャンプには"何が必要か"、よく見極めて揃えていきましょう~!!