JOLLYBOY'S NEWS JOLLYBOY TIMES
 vol.84
 2010年春号


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JOLLYBOYのワインハウス

53.ワインに関する用語解説③/各国の発泡ワインの名称について

 ワインに関する用語の解説の3回目。
 スパークリングワインを連続で取り上げているので、今回は各国での発泡ワインの名称について取り上げます。

名 称 製 法
 フランス   Vin Mousseux/ヴァン・ムスー 発泡酒の総称
20℃で3気圧以上
Créman/クレマン シャンパーニュ地方以外で造られる発泡酒
20℃で3気圧以上
AOC(原産地統制呼称)で認められたもの
・Cremant de Loire クレマン・ド・ロワール
・Cremant de Burgogne クレマン・ド・ブルゴーニュ
・Cremant d'Alsace クレマン・ダルザス
・Cremant de Bordeaux クレマン・ド・ボルドー
・Cremant de Limoux クレマン・ド・リムー
・Cremant de Die クレマン・ド・ディ
・Cremant du Jura クレマン・デュ・ジュラ
Champagne/シャンパーニュ シャンパーニュで造られる発泡酒
20℃で5気圧以上
Pétillant/ペティヤン 弱発泡性ワイン
 ドイツ   Schaumwein/シャウムヴァイン 泡酒の総称
20℃で3気圧以上
Sekt/ゼクト 一定基準を満たし、20℃で3.5気圧以上
Perlwein/ペルルヴァイン 弱発泡性ワイン
 イタリア 
Spumante/スプマンテ 発泡酒の総称
Frizzante/フリザンテ 弱発泡性ワイン
 スペイン
Espumoso/エスプモーソ 発泡酒の総称
Cava/カヴァ 瓶内二次醗酵の発泡性ワイン


ノヴェセント・エクストラ・ブリュット ノヴェセント・エクストラ・ブリュット

 
世界の色んなスパークリングワインを取り上げるシリーズの9回目。スペイン→フランス→フランス→スペイン→オーストラリア→ポルトガル→イタリア→チリと続いて、今回はアルゼンチンのスパークリング!
 今回ご紹介するワインを作るのは、1920年創業のアルゼンチンの大手生産者"ダンテ・ロビノ"。ダンテ氏は、代々イタリアで葡萄を作ってきた家系で、アルゼンチンのテロワールにほれ込んでに移住し、自分のワイナリーを持つ。彼は、ヨーロッパの伝統的なワイン造りの方法を守ってきた。後に現在のオーナーであるスクアッシーニ家が購入して、伝統に加えて最新技術を導入してきた。
 で、今回取り上げるスパークリングワイン"ダンテ・ロビノ・ノヴェセント・エクストラ・ブリュット"は、しっかりした果実味と繊細な泡、そして高い酸味のワイン。アメリカで行なわれた「ヴィノ・チャレンジ・インターナショナル2008」にて金賞を獲得し、他でも高い評価を得ているとのこと。これで、価格が1,000円前後なのだからコストパフォーマンスは高い。瓶内二次醗酵ではなく、タンク内での醗酵(シャルマ方式)を採用した事で、この価格が可能となっている。ちなみに、ノヴェセントは販売量においてアルゼンチンで第二位の地位を持つ。一度飲んでみて、損はないと思う。

参考データ:葡萄品種 シュナン・ブラン 50% ユニ・ブラン 50%
      アルゼンチン/メンドーサ州 750ml 価格1,380円前後(消費税込)





映画 "この一本!"60 「Alice in Wonderland (不思議の国のアリス)」

 さてこのコーナーでは、隠れた名作映画を毎月一本づつ紹介していきます。賞を取ったのに興行成績が惨敗だった映画とか、一般には知られていないがカルト的に人気のある映画とか、海外では大ヒットしたのに日本でこけてしまった映画とか-いま一つ日の目を見ない不運な映画を取り上げていきます。

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さて、今回取り上げるのは、あの有名な"不思議の国のアリス"。しかし、このコーナーで扱うのだから、あの有名な1951年のディズニー名作アニメでもないし、この2010年の4月にに公開予定のジョニーデップ主演の大作映画でもない。映画やテレビで、何度もリメイクされ続けているこの"アリス"の物語だが、その中でも最低(?)の出来の愛すべき1985年作の映画"Alice in Wonderland"を取り上げます!
 個人的な感想で"最低の出来"と書きましたが、実はこの映画のプロデューサーは、なんとあの大物プロデューサー"アーウィン・アレン"なのです!ポセイドン・アドベンチャーやタワーリング・インフェルノと言った大作を次々と世に放ち、パニック映画のブームを作った大物プロデューサー!しかし、その後、蜂が襲ってくる"スォーム"や題名だけ仰々しい"世界崩壊の序曲"などの大作映画がおもいっきり外れてヒットせず、急激に下降線を辿ったと記憶しております。そんなどん底期(?)のアーウィン・アレンが、1985年に作った"不思議の国のアリス"。ただしこのアリスの映画は、さすがに"凄い"映画なので、国内ではロードショー公開は間違いなくされていないはずです。断言します…上映は興行的に無理です。僕も、テレビで昼間に2回に分けて放映されたものを、DVDに録画して見たと言うのが実情です。実はインターネットで、この1985年版の"Alice in Wonderland"を調べたのですが、国内では情報に行き当たらず、米国のサイトに飛ぶ始末…。英語を訳すのもしんどいので、この記事は、このテレビ放映録画のDVDを見ながら書いています。

不思議の国のアリスImaged by JOLLYBOY

 アリスの物語は、余りに有名なので、ここでは敢えて書かなくてもよいでしょう。かく言う僕も、ディズニーアニメの"不思議の国のアリス"は、DVDを買って、子供たちに付き合って何度も見ました。ディズニーのアリスは、半世紀以上前の作品とは思えないほどの素晴らしい出来!対する今回の1985年版のアリスが、如何に愛すべき"ひどい"作品かを書きたいと思います。

 まず、登場キャラは、なんとほとんど"着グルミ"なんです。日本のコント番組かと見紛うような見事な着グルミ!はなから手間とお金のかかる特殊メイクは、完全にあきらめている(笑)。セットもかなりチープ!特殊効果も酷いもので、滅茶苦茶シンプル!80年代後半から90年代初頭には、CGを使用したSF大作なども公開されているが、そんな最先端技術とはまったく無縁な光学的な特殊効果の数々。
 しかし、この映画には、何となく"既視感"がある。「果て、何だろう?」と考えていると、思い当たった。そう、幼稚園のお遊戯会である!衣装を着て、紙に書いた背景の前で歌り踊るお遊戯会!そうなのだ、この1985年版のアリスは、巨費のかかった"壮大なお遊戯会"なのだ!舞台で演じている演技を、そのまま撮影したと思い込もう!そう思ったら、妙に納得できた。

 しかし、この壮大なお遊戯会に出演している俳優達の顔ぶれが凄い!豪華なのだ!リンゴ・スター!テリー・サバラス!サミー・デイビス・Jr.!他、エトセトラ、エトセトラ。そして、僕の大好きなアーネスト・ボーグナインも出演しているのではないか!そこは、さすが大物プロデューサー(…だった)アーウィン・アレンの顔と言うことで!しかし、これらの大物達は、この壮大なお遊戯会の撮影現場に直面して、どんな思いで演技に臨んだのだろう?推して知るべし。見事な惨状に愕然として、内心"ヤレ、ヤレ…"と思っていた俳優もいたのだろうか?逆に、諦めに似た心境で、出演を楽しんでいた俳優もいただろうか?…まあ、主演のアリスを演じた"ナタレー・グレゴリー"が、とってもアリスっぽかったのがこの映画の唯一の救い!監督のハリー・ハリス…は、まったく知りませぬ

 たいていの情報はインターネット検索で何かしら出てくるこの時代に、インターネットで検索してもほとんど情報が出てこない稀有な映画だったので、そもそもこの映画がレンタルされているのかもどうかも分からない。まあ、特段、お勧めもしないですけれど…(笑)。



健康あれこれ・2 2009年の健康診断

 僕が初めて人間ドッグを経験したのは、2004年7月、三井記念病院にて。それから2年後の2006年12月に胃カメラ&各種検査&検査入院し、翌2007年6月にMRI検査とMRA検査も行った。
 そして2009年、2年ぶりに総合的な健康検診を受けることにした。毎年受けられると良いのだが(会社組織だと強制的に受診スケジュールが組まれるが)、僕のような個人事業主は自分で強い意志を持って自分で検診のスケジュールを組まないとなかなか実行できない。まあ、2年ぶりならがんばった方だと思う。

肺のレントゲン&血液検査

 まず、8月に地元のクリニックにて肺のレントゲン撮影と、血液検査を行う。レントゲン結果はすぐに出て、大した問題は発見されなかった。タバコも吸わないし、肺はきれいなもんである(※下の写真参照)。
 血液検査の方は、いつもなら「脂肪肝&高脂血症気味です。食事をコントロールし、運動してください」となるのだが、今回はそうならず「筋肉が壊れている数値が高いです」と言われた。そりゃ、そうである。徹夜夜勤で体力を酷使するハードワークを行っていたのだから。その事を説明すると、担当医は納得した。

肺のレントゲン
僕のきれいな肺…のレントゲン

胃がん&大腸がん検診

 続いて4ヵ月後の12月、地元の保健センターにて、胃のレントゲン撮影と、大腸がん検診(※検便です)を受けた。結果が出たのは、翌年(2010年)の1月。両方とも、"異常は認められませんでした"だった。ホッ!

歯の全面的治療

 検診とは関係ないが、2009年は歯もリフレッシュすることにした。実は、歯石だけとってもらう予定で、地元の歯科を訪れた(※それまでは市ヶ谷にある優れた歯科で治療してもらっていた)。一日3回歯を磨いているし、痛い部所も無かったので、歯石取りだけで十分と考えていた。事実、初日に撮影していただいたレントゲン写真はきれいなもので、過去の虫歯の治療跡は写っていたが、他に虫歯を思わせる陰影はまったくなかった(※下の写真参照)。
 その歯科の医師も、「パッと見たところでは、虫歯はなさそうですね。一ヶ所ずつ歯石を取りながら、細かいところをチェックしていきましょう」。僕はこの言葉に安心し、「おお、良かった、虫歯は無いのか。歯石取りだけで終われる~」と喜び、妻にもそう報告した。

歯のレントゲン 僕のきれい(?)な歯…のレントゲン

 次に歯石取りに入った。歯石取りは一回で完了せず、上下左右に分けて計4回も行われた。「随分と丁寧に歯石取りするんだなぁ…」と思ったが、これで治療は終わらなかった。
 なんと、右上部に黒い所があるので虫歯の治療跡を治療することになった。頭の中では「あれ?虫歯無いって言ってなかったかな~?」とは思ったものの、医師が言うのだからそうなのだろう。「はあ、そうですか…」と言うことで、当該のヶ所を削って、歯型を取る。次の治療でそれを入れる。それが終わると、今度は右下も治療をすると言う。また削って、歯型を取る。次の回で歯を入れるが、今度は左側の上の歯も治療すると言う。さすがにこの頃には、僕も疑念が沸いてきた…「ん?」。その歯の治療が終わると、今度は左下の歯も治療すると言う。左下部分は、僕の奥歯の中で唯一虫歯にかかったことがなく、虫歯の治療跡がない貴重な部位である。そこを治療すると言い、現実にそこも治療した。これで、上下左右すべての歯に手を入れた形になった。歯石取りだけの予定が、結局計11回も通院させられていた。その段階で、僕の疑惑はMAXに達していた。

 まあ、さすがにこれで治療はすべて終わったのだろうと思ったが、それで終わりではなかった。なんと、次回から歯石取りに入りますと告げられた。「最初の4回もの歯石取りって何だったんだ!?」…僕の疑惑は臨界点を超えた。この歯科はいつも患者がガラガラである。俺は、良い"鴨"にされたのではないだろうか?帰宅後、すぐに当該歯科医院に電話を入れ、次回の予約を断った。

 ここですべて終わっていれば問題なかったのだが、この治療した歯が未だに少々問題がある。数ヶ月経った今でも、変な違和感がある。噛み合わせは、治療時に確認しながら一本ずつ合わせていたから良いのだが、口の中に"金属っぽい"変な違和感がずっと残っているのである。金属部分の面積が増えたからなのか、食事が以前のようには美味しくないのである。スプーンを、金属と金属の歯の間に挟んでいるような背中がぞぞっとするような妙な違和感(嫌悪感)が、ずっと漂っているのである。食事は、毎日のことである。これが美味しくないと、なかなか辛いものがある…。
 今回、歯科医師を全面的に信頼して治療を任せてしまったが、次回からは「虫歯の治療にもセカンドオピニオンが必要なのかなぁ~」と思わせられた。




今月号の引用・参考文献:
ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本
                        (日本ソムリエ協会)
日本ソムリエ協会 教本/2003年度版     (日本ソムリエ協会)
基礎ワイン教本/WSET編            (柴 田 書 店)
田辺由美のワインブック              (飛 鳥 出 版)
田辺由美のワインノート              (飛 鳥 出 版)
ワインの科学          清水 健一 著   (講  談  社)
ヒュー・ジョンソンの楽しいワイン         (文 春 文 庫)
ワインベストセレクション260 浅田 勝美 監修 (日 本 文 芸 社)
ワインのたのしみ方       皆川 達夫 著   (主婦と生活社)
世界ワイン大全                  (日経BPムック)
ワインの世界史                  (中 公 新 書)
ワイン・カタログ/ナヴィ・インターナショナル編   (西  東  社)
ボルドー/ワインの宝庫を訪ねて            (日経BP社)
ブルゴーニュ/ワインとグルメの歴史にひたる       (日経BP社)
シャンパーニュ/金色に輝くシャンパンの故郷へ     (日経BP社)
トスカーナ・ワイン紀行                 (日経BP社)
ソムリエを楽しむ        田崎 真也 著   (講  談  社)
ワインものがたり        鎌田 健一 著     (大泉書店)
今日からちょっとワイン通     山田 健 著   (草  思  社)
私のワイン畑          玉村 豊男 著   (扶  桑  社)
夢ワイン             江川 卓 著   (講  談  社)
永井美奈子のベランダでワイン            (主婦と生活社)
ワイン この一本    戸部民夫・清水靖子編著  (毎 日 新 聞 社)
ワインデイズ      マーク・ピーターセン著 (文春文庫PLUS)
ワイン用葡萄ガイド   ジャンシス・ロビンソン    (WANDS)
ワインの教室                   (イカロス 出 版)
ワインついしゃべりたくなる博学知識         (河出書房新社)
京橋ワイン・ホームページ&ワイン解説チラシ
(テレビ放映版)映画 "Alice in Wonderland")


聖書の言葉

「愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れず、兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。」  (ローマの信徒への手紙 12章9~12節)。