JOLLYBOY'S NEWS JOLLYBOY TIMES
 vol.82 2009年秋号

入口 >トップメニュー >NEWS >現ページ


JOLLYBOYのワインハウス

51.ワインに関する用語解説①/ワインサービス用語

 さて、今回からまた少し、ワインに関する真面目な話を取り上げていきたいと思います。ワインの世界に没入し始めると、日頃は聞いたことのない用語をたくさん耳にします。今回から、そんなワインに関する用語の解説をしていきたいと思います。
 その一回目は、ワインサービス用語の意味について。僕らが日頃なんとなく使っている、ワインボトルとか、コルク栓とか、ワインラベルとかって、実は用語としては別の言い方がなされたりします。それを一覧にまとめたのが、下記の表です。


用 語 読み方 意 味
Bouteille ブティーユ ワインのボトル
Bouchon ブション コルク栓
Panier パニエ ワインバスケット
Décanteur デキャントゥール ワイン移し替え用ガラス容器
Déqustation デギュスタシオン 利き酒、テイスティング(※利は口辺に利)
Carte de vin カルト・ド・ヴァン ワインリスト
Etiquette エティケット ラベル
Millesime ミレジム 収穫年、ヴィンテージ
Liteau リトー サービス用白布
Verre ヴェール グラス
Tire-Bouchon ティル・ブション コルク・スクリュー
Pince à Champagne パンス・ア・シャンパーニュ シャンパーニュ用ペンチ型抜き
Chandelle シャンドル 蝋燭(※デキャンタージュに使う)
Tastevin タートヴァン 利き酒用銀製杯(※利は口辺に利)
Tablier タブリエ ソムリエが使うまえかけ
Capsule キャップシュール キャップシール
Cave キャーヴ ワイン用冷蔵庫、酒庫
Cave du Jour キューブ・デュ・ジュール デイ・セラー
Sédimant セディマン ワインの澱

 ねっ?色々と違うでしょ?ソムリエさんでもない限り、日常生活ではなかなか使う機会ないですけど(笑)。


マルティーニ・アスティスプマンテ マルティーニ・アスティスプマンテ

 
世界の色んなスパークリングワインを取り上げるシリーズの7回目。スペイン→フランス→フランス→スペイン→オーストラリア→ポルトガルと続いて、今回ようやく愛すべきイタリアのスパークリング(※スプマンテ)ワインのご紹介!その名も、マルティーニのアスティスプマンテ。
 モスカートビアンコ種100%で作られるマルティーニのアスティ・スプマンテは、フルーティで爽やかな味わいと豊かな香りを持つ。マルティーニ&ロッシは1863年に創業、1871年に輸出を開始し、現在アスティ・スプマンテのトップブランドとして世界でシェアNo.1を誇る。もちろん、DOCG(統制保証付原産地呼称)のワイン。
 値段も手頃でコストパフォーマンスはかなり高く、誕生日や結婚式のパーティ用ワインとしても、食事にあわせやすいワインとしても実力は高く、買って損の無いワイン。8度から10度くらいに冷やして飲みましょう。

参考データ:葡萄品種 モスカート・ビアンコ種100%
      イタリア・ピエモンテ州(トリノ)
      750ml 価格1,800円前後(消費税込)

マルティニ (マルティーニ) アスティ スプマンテ 750ml 正規品 (Spumanti Martini Asti) kawahc

価格:1,028円
(2014/11/19 08:51時点)
感想(91件)






映画 "この一本!"58 「死刑台のエレベーター」

 さてこのコーナーでは、隠れた名作映画を毎月一本づつ紹介していきます。賞を取ったのに興行成績が惨敗だった映画とか、一般には知られていないがカルト的に人気のある映画とか、海外では大ヒットしたのに日本でこけてしまった映画とか-いま一つ日の目を見ない不運な映画を取り上げていきます。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *


死刑台のエレベーター ブルーレイ [Blu-ray]

新品価格
¥3,709から
(2014/11/16 18:10時点)



 
「死刑台のエレベーター」…この映画は、半世紀以上前の1957年の映画なんだけど、僕が見たのはずっと後の時代で僕が大学生の時。モノクロの古い映画なんだけど、古さを感じさせないスリル溢れるフランス映画。
 本作は、25歳でデビューしたルイ・マル監督の処女作!一作目とは思えない無駄の無い演出。新人離れした力量。ルイ・マルは、ジャック・イヴ・クストーの助手を経験しただけの新人だったそうだが、独立のプロダクションを起こして、自己資金のみでこの映画を作ったそうな…。制作費は低予算ながら、頭脳を使って第一級作品に仕上げたルイ・マル。凄くない?
 主演は、未開地開発会社の社長夫人フロランスを演じるジャンヌ・モローと、恋人の技師ジュリアンを演じるモーリス・ロネ。マイルス・デービスのけだるいジャズが、効果的に映画を盛り上げる。

Imaged by JOLLYBOY

 ストーリーだけど、もう古い作品だから書いても良いよね?(ネタバレが嫌な人は、この後は読まないでね~)。

 社長夫人は、夫に嫌気が差し、技師のジュリアンに夫殺しをもちかける。ジュリアンは、社長がいなくなれば夫人と結婚し、会社を自分のものにできる。色と欲に血迷った彼は、完全犯罪を計画し実行する。
 土曜の夜、社員が退社してから、彼は社長を射殺して自殺の偽装をした。ところが、社長室の窓にロープを忘れた事に気がつきエレベーターで戻る途中、管理人が電源を切ってしまいエレベーターが停止。ジュリアンは、月曜の朝に皆が出社するまでには、エレベーターを脱出しなければならない。ところが運悪くジュリアンのオープンカーを若者が盗み、車に置いてあった銃で、その若者はドイツ人夫婦を殺してしまう。
 やっとエレベーターを脱出したジュリアンだったが、自分とはまったく関わりの無いドイツ人夫婦殺害の嫌疑をかけられてしまう。しかし、社長夫人のフロランスが殺人を犯した若者の存在を突き止めると、事件の捜査に当たった刑事は事件の裏と全体を解明する。ホントに無駄の無い脚本と演出の映画です。



趣味の部屋(ビークル&アウトドアー&エトセトラ)

マイ・アウトドア・グッズ・Ⅹ Tシャツ


 10回目を迎えましたマイ・アウトドアグッズシリーズ、とりあえず今回で一旦終了。
 で最終回に取り上げるのは、汗をかく暑い季節"夏"の必需品、"Tシャツ"。Tシャツを集める趣味は無いのだけれど、お土産でもらったり何だかんだで、50枚ぐらいある。全部は掲載できないので、一部の変わったTシャツや貴重なTシャツをセレクトして掲載します。

アルバトロス・Tシャツ パラグライダーチーム・アルバトロス・Tシャツ

マイデザインTシャツその1。
昔、仲間と作ったパラグライダーチームのTシャツ。僕がデザインしたキャラをプリント。

ロドラ・ステファノ・Tシャツ 
ロドラ・ステファノ・Tシャツ

マイデザインTシャツその2。
イタリア人の友人ステファノ君のためにデザインしたTシャツ。彼のサイトで買えるよ。

ピーナッツ・Tシャツ ピーナッツ・Tシャツ

ピーナッツファンなので買った、ピーナッツ仲間のTシャツ。未着用…色んな意味でちょっと着れない

スヌーピー・アロハTシャツ 
スヌーピー・アロハTシャツ/裏→スヌーピー・アロハTシャツ

同じくピーナッツから、スヌーピーがウクレレを弾くデザイン。ハワイに行くことがあったら着たい。現在、未着用

 スヌーピー・ロングTシャツ


あっ、これは何度か着ました。このくらいの色合いとデザインなら、僕であっても日常でまだ着れる(?)

スナフキン・Tシャツ スナフキン・Tシャツ

スナフキンファンでもある僕が買ったTシャツ。
未着用

ニューテックTシャツ ニューテックTシャツ

僕が仕事で使っているCGソフト"ライトウェーブ"を作っている会社"NEWTEK"のTシャツ。無料でゲット。
ターゲットが、何故かゴキブリをロックオンしているデザイン…着れないぞ。で、2枚とも
未着用

ライトウェーブTシャツ ライトウェーブTシャツ(1998年)

ニューテックワールドツアー1998用のTシャツ。無料でゲット。思いっきりライトウェーブのロゴデザイン
着るシチュエーションがまったく想定できないので、当然これも
未着用

ライトウェーブTシャツ ライトウェーブTシャツ(2000年)

同じくワールドツアー2000用のTシャツ。色違いで3枚いただいた。これも無料でいただき、すべて未着用

パラグライダーTシャツ パラグライダーTシャツ


お次はスポーツ編Tシャツ。
これは、パラグライダーのキャノピーなどを買った時にもらったエルドカTシャツ。

ミカモ・ハング&パラ倶楽部Tシャツ ミカモ・ハング&パラ倶楽部Tシャツ

僕が所属していたハング&パラグライダー・クラブの会員用Tシャツ。未着用

スノボーTシャツ スノボーTシャツ


お土産にいただいたスノーボードのTシャツ。が、僕はスノーボーはやりません。未着用

マリンスポーツTシャツ マリンスポーツTシャツ マリンスポーツTシャツ

サーフィン、ビーチサイド、カヌー釣りなどのイラストをあしらった、いかにも"夏!"と言うTシャツ。何度か着用。

ゴールド・コースト・Tシャツ 
ゴールド・コースト・Tシャツ

続きましては、海外ものTシャツ。
これは、初めての海外旅行で買ったオーストラリアの"サーファーズ・パラダイス"のTシャツ。デザインと色が気に入っている。
あと、初めての海外旅行で買ったTシャツとして、フィリピンのマニラで買った"アキノ大統領"Tシャッがあった。
"あった"と過去形で書いたのは、たった数回来ただけで首が"びよ~ん"と伸びてしまい、捨てた。品質、悪すぎ…。


オーストラリア・Tシャツ オーストラリア・Tシャツ

友人のオーストラリア旅行のお土産でいただいた、オーストラリアのTシャツ。未着用

ケアンズ(グレートバリアリーフ)・Tシャツ ケアンズ(グレートバリアリーフ)・Tシャツ

これも同じくお土産でいただいたオーストラリア・グレートバリアリーフのTシャツ。未着用

ハワイ・Tシャツ ハワイ・Tシャツ

友人のハワイ旅行のお土産でいただいたTシャツ。これも未着用

サイパン島・Tシャツ サイパン島・Tシャツ

僕がサイパン島旅行に行った時に買ったTシャツ。未着用

パタヤ・Tシャツ パタヤ・Tシャツ

友人のパタヤ(バンコク)旅行のお土産Tシャツ。未着用

セビリア(スペイン)・Tシャツ セビリア(スペイン)・Tシャツ

これもスペイン(セビリア)旅行のお土産。未着用

香港・Tシャツ 香港・Tシャツ

これも、お土産でいただいた香港のTシャツ。これも未着用。なんか、お土産でTシャッいっぱいもらっているなぁ…。

YMO・Tシャツ YMO・Tシャツ

お次は、有名人ものTシャツ。
1993年のYMO東京ドームコンサートのTシャツ…らしい。僕は行っていない。
はて、どこで入手したのだろう?…記憶に無いのだが。下着代わりに、何度か着ている。

鉄人Tシャツ 鉄人Tシャツ

最後に、よく分からないTシャツを一点。
僕のタンスには、どこでもらったのだか記憶に無いTシャツが複数枚ある。
どこかの医学関連のTシャツとか、どこのものだか分からないデザインのとか…。
この鉄人のTシャツもそう…いったいどのようにして僕の手元に来たのだろう??まったく記憶に無い。

 と、まあ、ざっと27枚のTシャツを載せましたが、この他に、スポーツ用の速乾Tシャツとか、冬用のヒートテックTシャツとか、日常で下着代わりに着るTシャツなども、計数十枚あります。で、全部でだいたい50枚(…50着と言うべきか?)ぐらい。

ヒートテック他 ヒートテック他
←速乾性とかヒートテックとか色々…

 ところで、文章を読んでお気づきの通り、僕は未着用のTシャッがすごく多いです。派手な柄のTシャツは、南国のバカンスにでも行かない限り着用する勇気が出ません!(笑)。日常のプライベートでは、ポロシャツとか、ボタンダウンシャツとかの方が着ることが多いです…。いずれにせよ、しばらくTシャツには困りません。が、一点欲しいTシャツがあるとしたら、グルーブラインTシャツ…もらっても、たぶん"未着用"だろうけど(笑)。



今月号の引用・参考文献:
ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本
                        (日本ソムリエ協会)
日本ソムリエ協会 教本/2003年度版     (日本ソムリエ協会)
基礎ワイン教本/WSET編            (柴 田 書 店)
田辺由美のワインブック              (飛 鳥 出 版)
田辺由美のワインノート              (飛 鳥 出 版)
ワインの科学          清水 健一 著   (講  談  社)
ヒュー・ジョンソンの楽しいワイン         (文 春 文 庫)
ワインベストセレクション260 浅田 勝美 監修 (日 本 文 芸 社)
ワインのたのしみ方       皆川 達夫 著   (主婦と生活社)
世界ワイン大全                  (日経BPムック)
ワインの世界史                  (中 公 新 書)
ワイン・カタログ/ナヴィ・インターナショナル編   (西  東  社)
ボルドー/ワインの宝庫を訪ねて            (日経BP社)
ブルゴーニュ/ワインとグルメの歴史にひたる       (日経BP社)
シャンパーニュ/金色に輝くシャンパンの故郷へ     (日経BP社)
トスカーナ・ワイン紀行                 (日経BP社)
ソムリエを楽しむ        田崎 真也 著   (講  談  社)
ワインものがたり        鎌田 健一 著     (大泉書店)
今日からちょっとワイン通     山田 健 著   (草  思  社)
私のワイン畑          玉村 豊男 著   (扶  桑  社)
夢ワイン             江川 卓 著   (講  談  社)
永井美奈子のベランダでワイン            (主婦と生活社)
ワイン この一本    戸部民夫・清水靖子編著  (毎 日 新 聞 社)
ワインデイズ      マーク・ピーターセン著 (文春文庫PLUS)
ワイン用葡萄ガイド   ジャンシス・ロビンソン    (WANDS)
ワインの教室                   (イカロス 出 版)
ワインついしゃべりたくなる博学知識         (河出書房新社)
バカルディ・ジャパン・ホームページ
「死刑台のエレベーター」ビデオ
「洋画ベスト150」         文藝春秋編  (文 春 文 庫)
「名作映画ダイジェスト250」            (ロードショー)


聖書の言葉

「まことに、主なる神はこう言われる。見よ、わたしは自ら自分の群れを探し出し、彼らの世話をする。牧者が、自分の羊がちりぢりになっているときに、その群れを探すように、わたしは自分の群れを探す。」  (エゼキエル書 34章11、12節)。