JOLLYBOY TIMES Vol.23/199909

　Vol.23　　１９９９年９月号

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１．ワインをもっと楽しもう！

　"JOLLYBOY'S ワイン・ハウス"へようこそ。店長は、ワイン・エキスパート(ソムリエ協会)の第一次試験に合格した"JOLLYBOY"です。ワインというと、なんか理屈っぽくて、小難しい薀蓄(うんちく)を聴かされるのかなあ、などという心配はご無用！もっと、気軽にワインを楽しんでもらおうというワイン・ハウスです。

　ワインって、ちょっと緊張する飲み物だと思いません？今でこそ、ワインブームとか言って、日常で飲まれるようになりましたけれど、10年くらい前までは、友達と飲みに行ってビールやチュウハイではなく、"ワイン"なぞ注文しようものなら、「何、カッコつけてるんだ！」とか「キザっぽいぞ！」などと、言われかねませんでしたよね。彼女とやっとデートの約束をし、無理してフランス料理なぞ食べに行こうものなら、メニュー(※正式にはワイン・リスト)を見ただけで、油汗たらたらもん。だって、「なんたらかんたらの、ほんじゃらこんじゃら」ワインとか「△○□×・■◎▽▲」というワインとか、どんなものか想像もつかない文字の羅列だし。どれもこれも、高いし－安いので５千円ぐらい、高いのだと○万円…。もう、何を頼んで良いのやら…。でもうっかりした事を言って、恥をかきたくないし…。というような経験が、誰でも一度や二度はあるはずです。
　そんな緊張を、このワインのコーナーで吹き飛ばし、もっとワインを自由に楽しんでみましょう！いつかきっと、あなたも「カウチ・ポテト」ならぬ「カウチ・ワイン」を楽しんでいることでしょう。では、次回以降をお楽しみに！

JOLLYBOYの本当にあった話・第十一話

「蜂の武蔵」

　小学校の頃の話。ある日、僕はお風呂から出て着替えようとした時の話。タオルで体を拭き、パンツを履いた時、股間を針で刺したような激痛が走った！急いでパンツを下ろすと、一匹のミツバチが"ブーン"と逃げて行った。日中、ベランダで乾している時、間違えてパンツの中に入って、そのまま畳まれてしまい逃げられなかったのだろう。
　股間付近の太ももが、貼れ上がる。場所が場所だけに親にも言えず、赤チンキ(今で言うマーキュロのような薬)を縫って我慢した。しかし、ミツバチはスズメバチと違って、一回刺したらそれで終わりの命。それが、ぼくの股間だったとは、ちょっと悲しいミツバチではあった。

役に立たない雑学シリーズ・11

「死海の不思議」

　死海って、塩の海っていうイメージが強いですよね。実は、死海は海抜マイナス４００ｍ!!!のところにあるのです。標高４００ｍならともかく、－４００ｍなんてちょっと想像し難い。そんな分けで、ヨルダン川から水がどんどん流れ込むのですが、なんせ暑い所ですので蒸発量も凄くて、一日あたりなんと８億リットル!!!が蒸発してしまうのです。なもんで、水面はずっと海抜"－４００ｍ"のままなのです。おまけに、湖底の裂け目から海水の供給も受け、塩分濃度は海水の十倍！どんな金槌の人でも、必ず浮きます。
　で、なんでこんなに海抜が低いかと言うと、ここが地溝帯－つまりマントル対流による大陸移動の起点－だからです。大地の裂け目なので、海抜が低いのです。ちょうど、日本付近の海溝(大陸移動の終点)と同じような場所です。当然、日本と同じで地震が多く、硫黄ガスなども噴出します。聖書に出てくる"ソドム"と"ゴモラ"の町は、こんな場所にあり、火と硫黄で町が滅んだのもうなづけます。ちなみにこの時代のこの二つの町は、今は死海の湖底に沈んでいるらしい。またこの周囲には、塩の柱が多数あり、「ロトの妻」という塩の柱(観光名所？)もあるという。
　生命の決して住み得ない「死海」だが、水は蒸発してミネラルは溜まる一方なので、死海の泥はお肌の美容にとても良いらしいです。

ビークル＆アウトドアー

"バーベキュー"

　21日のBBQ　　28日のBBQ

　さて８月に、偶然にも２週連続で、ＢＢＱに行きました。そこで今回は、「ＢＢＱに忘れてはいけない物チェックリスト」を作成してみました(食材・調味料等を除く)。ＢＢＱの際に、プリントアウトしてお役だてください。□は、チェック欄です。

ＢＢＱグリル　□　　網、鉄板　□　　チャコール(炭)□　　着　火　剤　□　　ライターか着火マン　□
軍手、うちわ　□　　炭つかみ　□　　包丁、まな板　□　　箸、串、楊子□　　紙、アルミ皿、コップ□
クーラーボックス □　　スポンジ、たわし、洗剤 □　ゴミ袋、コンビニ袋 □　 (テーブル、椅子等 □)

引用・参考文献：
ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート教本
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(日本ソムリエ協会)
基礎ワイン教本ＷＳＥＴ編　　　　　　　　　　　　　(柴　田　書　店)
田辺由美のワインブック　　　　　　　　　　　　　　(飛　鳥　出　版)
ワインの科学　　　　　　　　　　　清水　健一　著　　(講　談　社)
ヒュー・ジョンソンの楽しいワイン　　　　　　　　　(文　春　文　庫)
ワインベストセレクション２６０　浅田　勝美　監修　(日本文芸社)
世界ワイン大全　　　　　　　　　　　　　　　　　　(日経ＢＰムック)
ワインの世界史　　　　　　　　　　　　　　　　　　(中　公　新　書)
ワイン・カタログナヴィ・インターナショナル編　　　　(西　東　社)
ソムリエを楽しむ田崎真也　　　　　　　　　　　　　　(講　談　社)
ワインものがたり　　　　　　　　　鎌田　健一　著　(大　泉　書　店)
今日からちょっとワイン通　　　　　　山田　健　著　　(草　思　社)
私のワイン畑　　　　　　　　　　　玉村　豊男　著　　(扶　桑　社)
夢ワイン　　　　　　　　　　　　　　江川　卓　著　　(講　談　社)
永井美奈子のベランダでワイン　　　　　　　　　　　　(主婦と生活社)
ワイン　この一本　　　　　戸部民夫・清水靖子編著　(毎日新聞社)
ワイン用葡萄ガイド　　　　ジャンシス・ロビンソン　　　(ＷＡＮＤＳ)
ワインの教室　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(イカロス出版)
科学が証明する旧約聖書の真実／竹内　均　著　　　　　(ザ・マサダ）

聖書の言葉

「教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。」（エフェソの信徒への手紙１章23節）