Vol.15 1999年1月号
入口 >トップメニュー >NEWS >現ページ
健康シリーズ ・3 「たかが水、されど水」
さて、先月号でも書きましたが、人間は本来健康に生きられるような恒常性を持っています。ところが、おかしな事に現代社会では「原因」が不明な病気が(特に慢性の病気が)、異常に増えています(原因が不明であり根治は難しいと認める一方、特定の症状を抑える薬を投与する対処法しか持たない「現代医学」に限界を感じます)。人間は本来健康なのですから、外から入ってくるものが人間をおかしくしているとしか考えられません。外から入ってくる物-主に「食物」「空気」「水」です。何度も言うようですが、これらに「問題」がある-としか考えようがありません。日々の「害」は、長年かけて人間に蓄積されていきます。原因不明の病気一つ一つを対症療法で対応しても、変わってしまった人間そのものは何一つ変わっていないのです。そこで、先月から「水」について考えています。今月は、「体に良い水」について考えてみます。
アルカリイオン水…本来は「還元水」とか「陰極水」と呼ばれるべき水ですが、世間で「アルカリイオン水」という名称で定着してしまったので、混乱を避けるためにとりあえずこの名称に統一しておきます。例えば、アルカリ性にするだけならカセイソーダを放り込めばいいし、イオン水にするなら何らかのミネラルでも混ぜてあげればいいのです。しかし、ここでいうアルカリイオン水は「電気分解」によって作られた水の事です。電気分解された水は、マイナスの電位を持つ「陰極水(還元水)」とプラスの電位を持つ「陽極水(酸化水)」に分けられます。この陰極水こそ、世間で言われるところのアルカリイオン水なのです。さて、何故この「水」が体に良いと言われるのでしょう?
活性酸素について…さて、この「水」の性質を知る前に、「活性酸素」について触れておきましょう。最近の健康について触れた本であれば、必ずといっていいほど登場する言葉です。体内に吸入した酸素の2%がこの「活性酸素」になると推定されるます。構成する電子の一つが不安定になった酸素のことで、フリーラジカルとも呼ばれます。体内に入った異物を攻撃するため、白血球がこの「活性酸素」を排出して生体を防御します。「活性酸素」には、強い毒性があるのです。ところが、現代の人間はあまりに多くの異物・有害物を吸収するため、白血球は過剰に「活性酸素」を作ってしまいます。その余分な「活性酸素」が、なんと人間の細胞膜やDNAをも破壊してしまうのです。(「活性酸素」の害は他にもありますが、別の機会に触れます)。
さて、話を元に戻します。何故「アルカリイオン水」が体によいのか?「アルカリ性」が体によいのではありません。よく「酸性体質だと良くない」だの「アルカリ体質がいい」だの聞きますが、人間の血液はPH(ペーハー)値7.35~7.45を逸脱すると死んでしまうのです。「アルカリ体質」を作るから「アルカリイオン水」が良いのではありません。「アルカリイオン水」が体に良い理由は、強い毒の「活性酸素」を無毒化することにあります。余分な「活性酸素」は、「生体分子」から電子を奪って酸化させますが、その「生体分子」の代わりに、マイナスの電位をもった「アルカリイオン水」が「活性酸素」に電子を与えて無毒化し、「生体分子」の身代わりのなるのです。これが、「アルカリイオン水」が良いという理由です。
*注:私は、ここに書いたことが正しいのかどうかテストするために、昨年11月より毎日1~2リットルの「アルカリイオン水(還元水)」を飲んでいる(アルカリイオン水生成器は、すでにナショナルのものを購入してあった)。これで、中学以来の慢性鼻炎が直るようだとうれしいのだが。
2008年1月追記:
長年、アルカリイオン水を飲用しているが、体に良い影響を与えたのかどうかは定かでない。
しかし、「毎日飲む水に気をつける」と言う姿勢は今も変えていない。
現在、事務所ではアルカリイオン生成器使用に加え、海洋深層水のボトルドウォーターを3年ほど購入している。
一方自宅では、6~7年前に水道管に磁気処理マグネットを付け、キッチンにπ(パイ)ウォーター整水器(ACM製)を付けている。健康への影響はまだ良く分からないが、少なくとも悪影響は全く無い。磁気処理マグネットを使ってから、しばし水道水から配管のドロドロしたものや赤錆が一気に出たが、その後、トイレやお風呂の汚れ方がぐんと減ったようだ。また、πウォーター器&交換カートリッジ購入費用は高価だが、カートリッジが長持ちし、ペットボトルの水を買わなくても良いので、結果的に経済的である。
役に立たない雑学シリーズ・その3
「大きい動物」
新年を迎えたので、大きい話を。大きい動物の話。30mのシロナガスクジラが、世界一の大きい動物であるのは、誰でも知っているところ。そこで、クジラ以外の大きい動物の話。
大きい動物は、やっぱり水の中が一番多い。重い体重を、水の浮力が支えてくれるし。クジラ以外で大きな動物は?ミナミゾウアザラシが、体長6.5m!そして、体長7mにもなるナイルワニと入り江ワニ。これらの生物は水中主体なので、陸上へ出ると水中より動きが鈍ってしまう。では、陸上で大きな動物は?
ライオンと虎はよく比較されますが、大きさを知ってる?ライオン1.95m(意外と小さい)に対し、虎はなんと3.5m(アムールトラ。ベンガルトラは、3.2m)!とにかく、でかいのだ。人間は虎に襲われたら一たまりもないのが、お分かりでしょう。ちなみに、ローランドゴリラは1.92m、北極熊やひぐまは2.5m程である。大きさで虎に対抗できるのは、象ぐらいか?(アフリカ象は3.8m。インド象は3.3m)。個人的に好きなのは、コモドおおとかげ。とかげなのに3mもあって、恐竜みたいでなんかワクワクしてしまう。
ただ単に長いのなら、アナコンダの12m。まあ、とても長いわな…。体高なら、もちろんキリン。肩高だけで3m。うん、高い。重さなら、やはり象。最高で、12トン(乗用車10台分)!象が踏んでも壊れない筆箱は、凄かったのだなあ。
JOLLYBOYの本当にあった話・第三話
「大きな間違い」
新年なので、大きな話を。それは私が銀行に入社して、まだ預金の当座係をしていた時の話。ご存知の通り、銀行はシャッターを閉めてから伝票と現金を合わせる。1円でも違っていたら合明とはならず、合うまで徹底究明される。ある日のこと。「2億7千万円マイナス!」という、声が響く。女子行員が、一斉に新人の私を見る。「でかい数が合わないなあ、やっぱり俺かなあ…」と思いつつ、みんなで伝票をチェック。「ありましたぁ!」の声が響く。やっぱり俺だった。3千万円の伝票を3億円で打っていたのだ。チャン、チャン。
ビークル&アウトドアー
ニューカプ
突然、小さな軽自動車の話を。昨年末に、カプチーノをバージョンアップした。フロントにヘッドライトカバー、リヤにガーニッシュを装着。パーツ購入と塗装で6万円かかった。外観は、これでほぼ理想形になった。後は中身だなあぁ。お金がないので、当分無理だけど。今や絶版車となり、貴重車のカプ。大事に乗ろう。
引用・参考文献:
人は何故病気になるのか
そしてなぜ水で治るのか 林 秀光 著 (KKロングセラーズ)
アトピーが水で治った! 新海 隆子 著 (メタモル出版)
論より証拠!アトピーは「この水」で治る
吉川 晶子 著 (ワニブックス)
飲んだ!ガンが治った!!尿療法の不思議
佐野 鎌太郎著 (メタモル出版)
メディファイル「水」 (ディアゴスチーニ)
動 物 図 鑑 (小 学 館)
聖書の言葉
新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。右の御手、聖なる御腕によって主は救いの御業を果たされた。 (詩 編 98編1節)