Vol.13 1999年11月号
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さあ、いよいよ2年目に突入!紙面一新!これからもよろしく!
健康シリーズ・1 「体と心の健康を目指して」
え~、まず初めに、私は医者ではありません。医師法17条によれば、「医師でなければ、医業をなしてはならない」とあります。私はメールで診察したり、疾病に対する処方箋を書こうというのではありませんし、もちろんそんな能力はありません。単純に健康とは何かなあ、健康になる・健康を維持するにはどうしたらいいかなあ、という素朴な思いから書くのです。
そもそも、何故こんなことに興味を持ったかというと、中学の時に「慢性副鼻腔炎」と診断されて以来、呼吸が苦しかったり、頭痛がしたりするからです。そして社会人の今に至るまで(医者に2年以上通いながらも)、まったく直りません。鼻の炎症や鼻水への対処療法だけでは、直らなかったのです。おまけに薬(抗ヒスタミン剤)を飲むのを止めたとたん、1ヶ月間蕁麻疹(じしんましん)が止まらなくなりました(耳鼻科の先生はただ困惑するだけでした)。これは鼻という部分的な問題だけでなく、体の免疫力や精神的ストレス、また空気の汚れ等が深く関わっているのだなあ、という思いが強まりました。最近アレルギー性鼻炎やアトピー皮膚炎、各種成人病などがどんどん増えています。もちろん病院や薬は必要ですが、もういちど健康を「自分の自覚的な問題」として捉えようと思います。
健康を考えるにあたり、「環境」「体」「心」について述べていきたいと思っています。主に次のような方向で、来月から書くつもりです。
・環 境…私たちの体は、外から入ってくる「食べ物・水・空気」で構成されますが、これらは最近色々と問題が指摘されています。この問題を考えます。
・体 …体というのは、現代の医学でも未知な部分がいっぱい。自分の体のことは一番自分が知っているつもりでも、その仕組みのことはよくわからないのですよね。
・心 …健康というのは体だけの問題でないことは、みんな気がついています。様々なストレスが、現代人の体にも影響を与えています。特に、自分の問題として日々痛感している。
・魂 …私は個人的に健康は、「体」と「心」の健康の他に「魂」の健康について考えなければならないと考えている。「心」の問題と深く密接した問題だと思う。ただし、その極みまで論ずるまではいかないかもしれない…。
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役に立たない雑学シリーズ・その1
「ピラミッドパワーの謎にせまる!」
このコーナーでは、バカバカしくもなかなか人に聞けない「くだらないこと」を取り上げていく。一回目は、「ピラミッドパワー」。
ピラミッドから腐敗しないミイラや動物の遺骸が発見されることから、ピラミッドのあの形には防腐作用があるのだと信ずる人々がいる。有名なのが、チェコの無線技師カール・ドルバルの説。彼は1949年に、ボール紙でクフ王の大ピラミッドの小さな模型を作り、「ファラオのひげそり機」と名づけて特許を申請した。その中にカミソリを入れておくと、100日間毎日ひげを剃ってもカミソリの刃は鋭いままなのだそうだ。このひげそり機の特許は、厳格な技術的評価の結果、審査官が本物と判断し認可された(しかし今日の社会では、特許認可は難しい。それが起こる科学的理由・原因の説明ができていない)。
私はとある夏、それが本当かどうかのテストをしてみた。ケント紙で、一辺がそれぞれ30cm、20cm、10cmのピラミッドを作り、それぞれの角を性格に東西南北に合わせた。中にはトマト、や電気カミソリの刃を入れてみた。で、一週間後の結果。トマトにはカビが生えていた。なぜなら夏は湿気が多く、ピラミッドの中は風がなくて空気がよどんでいるから。もう一度試したが、結果は同じだった。刃についてはよく分からなかった。最近の刃の製品の質が良すぎるので、もともと錆びたりしないのだ。結論。ピラミッドパワーは、あるのかないのかよく分からなかった(^_^;;)。
JOLLYBOYの本当にあった話・第一話
「ゴキブリ達の挽歌その1」
「潰れる」
みんなゴキブリが嫌いである。何故か。小さい頃より家族に、病原菌を運ぶ汚い嫌な虫として徹底的に教え込まれたせいだろう。友人でも、"ゴキ"が好きという奴にはお目にかかったことがない(これが、本来"ゴキ"がいない北海道出身の人だと違うこともあるらしい。"ゴキ"を見たことがないので、先入観がない)。僕の"ゴキ"嫌いを決定づけたある事件が、高校時代に起きた。朝、玄関で靴を履いた時、靴のつま先の方で何かが潰れる感触が…。あっ、やってしまった!と思っても、もう遅い。当時革靴なんて一足しか持ってないし、替えがない。泣く泣くテッシュペーパーで潰れた"ゴキ"を掻き出し(ああ、気持ち悪かった!)、徹底的に靴の中を拭いて、高校へ向かった。ああ、すごく嫌な感触だった。
「飛ぶ」
さて、私はゴキブリとの確執が多い。彼らも生き物なんだし、もっと大らかに考えて無視していればよいのだろうけれども、生理的に駄目なのだ。ある夜、壁にとてもとても大きな"ゴキ"(長年生きたのだろう、本当に大きかった)がいたので殺虫剤を噴射した。ところが、その"ゴキ"は逃げない!それどころか、羽をだして飛び、スプレーから噴射される煙の中を逆らって、こちらへ向かって来るではないか!私は驚いて、思わず「あっ」と声に出してしまったが、これが不幸だった。その"ゴキ"は、その瞬間、なんと私の口の中へ飛び込んで来たのだ!「げげぇっ!」。すぐ吐き出して、何度もうがいをしたのは言うまでもない。自分の命と引き替えに、相手に一撃を加えた"ゴキ"!敵ながら、天晴れ!私は、今でもあの長老"ゴキ"が確信犯だったと思っている。「勝手に我々を殺すな!」と。しかし、おかげでゴキブリがもっと嫌いになったのである。
ビークル&アウトドアー
トヨタ・S800
先月紹介したホンダS800に引き続いて紹介するのが、このトヨタS800、通称ヨタ8。これも、なかなかかわいい車でしょ。大好きな車です。ヨタ8とホンダのS800は、1960年代ライバル関係だった(今だったら、スズキ・カプチーノvsホンダ・ビートみたいな関係か?)。第一回CCCレースで、浮谷東次郎のホンダS600(S800はその発展型)と生沢徹のヨタ8は、デッドヒートを演じたそうです。上の写真は、昔友人宅近くの工場前に停まっていたヨタ8を撮影したもの。全体的な形が、カプチーノの似ている。
引用・参考文献:
医師に必要な実務、法務知識 五十嵐 勝明著 (中外医学社)
X-ZONE 7号 (ディアゴスチーニ)
GTロマン 1巻 by 西 風 (集英社)
聖書の言葉
神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。(創世記 1章31節)