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「エド・ウッド」 (記:2001年2月)
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"エド・ウッド"って言う映画知ってる?奇才ティム・バートン監督が、実在の史上最低の映画監督と呼ばれる"エド・ウッド"への愛を込めて作った映画。僕は、この映画が大好きで何度見たか知れない。1994年の作品で、主演のエド・ウッド役をジョニー・デップが演じる。エド・ウッド監督って聞いた事ある?僕は、エド・ウッドの作った作品を3本見た。"グレンとグレンダ"、"怪物の花嫁"そして"プラン9・フロム・アウタースペース"。どれもこれも見ていて辛抱が必要で、見終わると腹がたってしょうがない。エド・ウッドには、映画に対する情熱も知識もあった。ただ一つ「才能」がまったくなかったのだ。
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エド・ウッドの作品はつまらないが、彼の人生を描いたバートン監督の映画"エド・ウッド"は面白い。エド・ウッドは、女装趣味の男を扱った映画で監督デビュー。その後、往年のドラキュラ俳優"ベラ・ルゴシ"に出会い、彼を主演に映画を撮る。考えられないほどの低予算で、チープなホラー映画やSF映画を撮り続けるエド(使いまわしのフィルム、ベニヤ板のコクピットや、お皿をつるしたUFOなど、絶句・・・)。本人は満足しているのに、周囲の評価は最低!しかし、どんな状況下でも屈しないエド・ウッドの生き方は、見ていて痛快!他人の評価など関係ない、むしろ自分がどう生きたいのかが大切なのだ!そんなことを思い出させてくれる、勇気の出る一本です。