創作長短編小話2013年版               入口 >トップメニュー >ネット小説 >現ページ

子ども達の寝かしつけ用に、2013年11月から超短い"創作小話"をこのサイトにUPすることにしました。
(ネタは自分で考えていますが、いかんせん世の中広いので、どこかで似たようなネタがいっぱい転がっているかもしれません。被ったらごめんなさいね。決して盗用ではありません)。

5.緑色のモンスター
モンスターと言うのは、緑色の奴が多い。ハルクしかり、シュレックしかり…。奴もまた、緑色だ。奴は手に刃物を持ち、あまつさえ空を飛ぶことすらできる。捕らえた獲物を虫けらのように扱う恐ろしい奴だ。
でも俺は、奴を恐れはしない。しょせん奴は、カマキリだからな…。
(2013年11月22日創作/誰もが途中で落ちに気がつくネタ・その2)

4.クマとサル/動物ワールド2
ウサギさんとネコさんの友達に、クマさんをサルさんがいます。
ウサギさんとネコさんは町の中に住んでいますが、クマさんとサルさんは町外れの山の中に住んでいます。クマさんは山の斜面で果物や野菜を育て、サルさんは山の木を切って売っています。
ある日、クマさんが畑の木から取れた柿を腕いっぱいに抱えて、サルさんの家に持っていきました。サルさんの家は、クマさんの家よりも上の方にあります。クマさんは、サルさんの家のドアを叩いて、言いました。サルさんが出てきました。
「サルさん、柿、食べる?」
サルさんは、大喜びです!
「うわ、ありがとう!僕、柿が大好きなんだ!」
クマさんがサルさんに柿を渡してを上を見上げると、サルさんの家の裏には柿の木がいっぱいあって熟した柿の実がいっぱい成っていました。
サルさんは言いました。
「昔、クマさんにもらった柿の種を裏庭に捨てたら生えてきて、この秋、とうとう実がなったんだよ~。後で登って採ったら、クマさんにいっぱいプレゼントするよ~」。
「ありがとう~」。
クマさんは、お礼を言いながら帰って行きました。
(2013年11月21日創作/動物ワールドネタは続きます)

3.ウサギとネコ/動物ワールド1
ウサギさんとネコさんは仲良しです。働いている場所も、隣接するジュースの工場と魚の缶詰の工場で働いています。
お昼になると、2匹は芝生に出てきて、一緒にランチを食べます。今日のウサギさんのお弁当は"ニンジン"。ネコさんのお弁当は"焼き鮭"です。
ウサギさんは言いました。「ニンジン食べる?」
ネコは言いました。「ニンジンまずいから、いらない。鮭食べる?」
ウサギは答えました。「お魚、美味しくないから、いらない」。
ウサギは言いました。「お弁当美味しいね!」
ネコは言いました。「とっても美味しいね!」
2匹はこのやり取りが好きで、毎日繰り返しています。
そしてランチは終わり、2匹はそれぞれの職場に戻っていきました。
(2013年11月19日創作/動物ワールドネタは続きます)

2.真夜中のバンパイア
俺は怖い。今夜も、奴が襲ってくるにちがいない…。
俺が寝静まった頃、音もなく忍び寄ってくる。そして俺の血を奪っていくのだ。ニンニクも十字架も、奴には効かない。
やばい、眠気が襲ってきた。眠るわけには…Zzz。
いつしか俺は、眠りに落ちていた。しまった奴にやられた!…ムヒ、塗らなきゃ。
(2013年11月18日創作/誰もが途中で落ちに気がつくネタ)

1.息子の散歩
早起きして6歳の息子が散歩にでかける。寒空だというのに、もう3日目だ。いつも早起きなんかしない子なのに、どうしたことだろう。
母は、そっと息子の散歩の後をつけてみる。息子は、ある家の前まで来ると立ち止まった。すると、庭の茂みから一匹の猫が出てきた。息子は、その猫を抱き上げて、ぎゅっと抱きしめた。その様子を見て、母は静かに家に引き返した。
息子が散歩から帰ってくると、母は息子にこう言った。
「あったかい猫に、会ったかいは、あったかい?」
(2013年11月17日創作/ダジャレ落ちネタ)