聖書の紙芝居

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ヤコブの苦難と祝福
その人は言った。「お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と人と闘って勝ったからだ」。  (創世記32章29節)

ヤコブは、ラバンとある約束をしました。
「羊や山羊で、黒いのやまだら模様やぶちのものは私にください。」
ラバンは、答えました。
「よいだろう。」

神さまはヤコブを恵まれたので、黒やまだらやぶちのものはたくさん生まれ、ラバンのものよりも多くなりました。ラバンは、ヤコブをねたみました。
ヤコブは、ラバンが何度も約束を変えたり、ひどい態度をとるのに、もううんざりしていました。
神さまは、ヤコブに告げました。
「ヤコブよ、あなたは今、この地をさり、生まれた国へ帰りなさい。」

そして、ヤコブはラバンが留守の時、家族や自分の家畜たちを連れて出発しました。

それを知ったラバンは、怒ってヤコブを追いかけました。

しかし、神さまは夢の中でラバンに言いました。
「ラバンよ。私は、神である。ヤコブを決して、おどしてはならない。」

そして、ヤコブに追いついたラバンは、石を積んで、そこを境として争わないと言う約束をしました。

こうして、ラバンとの争いを逃れたヤコブですが、今度は故郷の兄のエサウの事が心配でした。兄のエサウは、まだ怒っているでしょうか?
エサウは、400人の家来を連れて、ヤコブを迎えると言っています。
兄は、ヤコブをこころよく迎えてくれるでしょうか?それとも、400人で攻撃してくるのでしょうか?兄の気持ちは、ヤコブには分かりません・・・。
そこで、ヤコブは、自分に群れを二つに分けました。一つの群れが攻撃されても、もう一つの群れが残るようにしたのです。そして、たくさんの羊やヤギ、らくだや牛やロバの贈り物を、エサウへの贈り物として、先を行かせました。
ヤコブは、ヤボクと言う川の向こう側にすべて送り、一人残って、そこで祈りました。

そこへ、一人の人がやってきました。その人とヤコブは、格闘しました。その人が、ヤコブのももに触ると、つがいが外されました。その人は、言いました。
「もう良いでしょう。夜が明けるから、帰らせてください。」
ヤコブは、言いました。
「私を祝福してくださるまでは、はなしません!」
「あなたの名は、何ですか?」
「ヤコブです。」
「では、これからは、名をイスラエルと言いなさい。あなたは、神と人とに争って勝ったのですから。」
こうして、ヤコブは、神さまの祝福を受け取りました。

夜が明けると、ヤコブは足を引きずりながら、家族に追いつきました。
ヤコブは、兄エサウに7回身をかがめて、挨拶しました。

エサウは怒っておらず、二人は再開を楽しみました。神が、エサウの心を開かれたのです。

こうして、長い長い苦難の道を歩んだヤコブは、神に祝福されました。

(2015年5月31日記載)

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