神は御自分にかたどって人を創された。神にかたどって創造された。男と女とに創造された。 (創世記1章27節) |
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神さまは、神さまのかたちに人間をつくられました。
男の人はアダム、女の人はエバと名づけられました。
神さまは、エデンの園に人をおいて言われました
「あなたは、この園で、自由に好きなだけ、果物を食べても良い。しかし、園の真ん中の善悪を知る木の実は食べてはいけない。それを食べると死ぬであろう。」
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ある時、へびがエバのところに来て言いました。
「エバさん、園のどの木からも取って食べるなと本当に神は言われたのですか?」
エバが、答えました。
「いいえ。園の真ん中の木の実を食べてはいけない、死んではいけないから、と言われました。」
「決して死にませんよ。それを食べると、かしこくなって神のようになるので、神は食べさせないのです。」
と、へびはうそをついて、エバをそそのかしました。
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へびにそそのかされて、エバは園の真ん中の木の実を取って食べ、アダムにも与えたので、彼も食べました。
こうして、悲しいことに二人は神さまとの約束をやぶってしまったのです。
アダムとエバはとてもおそろしくなって、かくれました。
神さまは、言われました。
「あなたは、どこにいるのか?」
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アダムは、答えました。
「あなたの歩まれる音を聞いて、わたしは裸で、おそれて実をかくしたのです。」
「あなたが裸だと、誰が知らせたのか?食べるなと言っておいた木から取って食べたのか?」
「エバが取ってくれたので、食べたのです!」
と、アダムはエバのせいにしました。
「エバ、お前は何と言う事をしたのだ。」
「へびが私をだましたので、食べたのです。」
と、エバはへびのせいにしました。
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神さまは、ヘビを呪われました。
「お前は、お腹で地をはう。女の子孫が、お前の頭をくだくだろう。」
神さまは、人にも言われました。
最初に、女の人エバに言いました。
「あなたは、苦しんで子を産む。」
次に、男の人アダムに言いました。
「あなたは必死に働いて食べ物をえなくてはならない。」
神さまは、自由に食べても良いと言われたエデンの園から二人を追い出されました。
(神さまと正しい関係でなくなった人間を、神さまとの正しい関係に戻してくれるのが、後に生まれるイエス・キリストです。彼が、サタンの頭をくだくのです)。
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