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GTホーキンスコレクション


2022年2月27日追記:15年使用したジョージ・トーマス・ホーキンスの靴底が、今朝剥がれました。
逆に言うと、営業などでここまで酷使して履いて、よく15年ももったな、と。流石、GTホーキンス。
次の15足目のホーキンスを考えます。




 さて、靴を"コレクション"とは言わないとは思うけれど、ぼくは買う靴のブランドにたいへんこだわっていて、GTホーキンスを買い続けている。現在は、ほぼGTホーキンスしか履いていない。例外は、スニーカーやスポーツシューズ等の一部の靴のみ。ちなみに、GTホーキンスとは"ジョージ・トーマス・ホーキンス"の略である。
 十年位前までは、靴を買う時のこだわりとして、ビジネス・シューズは"ウィング・チップ"シューズに決めていた。ウィングチップ・シューズを5足購入し、毎日履き替えていた(そうすると長持ちするのだ)。10年以上、それを貫いたのだが、メーカーはバラバラだった。REGALを初めとして、伝統的な製法による皮靴を色々と買った。デザインは大好きなのだが、重量が重くて今ひとつしっくりこずに疲れる物も多く(※当然、長時間歩く営業には向かず)、何よりも価格が高く、一足セットで2~3万円もする割りにはすぐ壊れた。1年程度で壊れるブランドもあった。それらの靴は、明らかに履き心地と耐久性共に難があった。それが、十年以上色んなブランドの靴を試した僕の結論である。

 疲れず、歩き易く、耐久性もあり、手ごろな値段のシューズはないものか・・・ずっと探していた。そんな時に出合ったのが、GTホーキンスの靴だった。初めてのGTホーキンスは、ビジネス・シューズではなくアウトドア・シューズだった。雨上がりのぐちゃぐちゃの泥の中や水溜りの中でもまったく濡れない、ゴア・テックス素材を使ったトレッキング・シューズである。通常ゴアテックス素材を使ったアウトドア・シューズは、当時最低でも2万5千円はしたが、GTホーキンスは1万5千円程度で買えた。これは画期的なことだった。この靴は、スキーやパラグライダーで重宝した。
 しばらくして、"エアー・ライト"とよばれるGTホーキンスのウィング・チップシューズを買ったが、これが軽くて、長距離歩行でも疲れない。伝統的なグッドイヤー製法で作られた高品質な靴ながら、値段も1万円を切っていた。その後、デザインもウィングチップにこだわらなくなり、性能重視で靴を買うようになった。いろんな靴を履いた中で(※かなり無駄な金も投じたけれど)、僕の中で評価が高かったのが、GTホーキンスの"トラベラー"という靴。トラベラーは、ショックの吸収性に富み、長時間歩行でも疲れず、価格も1万円以下で決して高価ではないのに、高性能で耐久性が高い。立て続けにデザインや色の違う3足を購入。長持ちさせるため、これらを毎日履き替える事となった。


マイGTホーキンス←使い始めの頃のマイGTホーキンス達

上段左から,ゴアテックス・トレッキンクシューズ,エアーライト・ウィングチップ
下段左から、 トラベラー・黒、黒、ダークブラウン

 GTホーキンスが安いのは、素材や製法に手を抜いているからではない。他のブランド・メーカーの高いシューズと比べても、デザインセンス、性能、耐久性は、遜色ない。何故そんなことが可能なのか?これは、このブランドの創始者の志が脈々と受け継がれていると言ってよい。GTホーキンスとは、創始者のジョージ・トーマス・ホーキンス卿のこと。1850年創業以来、英国王室も認めたホーキンスの真摯な靴作りの姿勢は、現在に至るまで維持されているのである。人々が購入し易い価格で、尚且つ高性能で履き易い靴を作り続けているのである。"立派な靴屋さん"だと思う。
 ちなみに、私はGTホーキンスの回し者でも、関係者でもない。大事な足を守り、毎日履くものだから、値段やブランド名に惑わされずに日々の生活の中で本当に良いものを選んでいたら、GTホーキンスに辿り着いたのである。

 早いもので、GTホーキンスを使い始めてから、すでに十年近い年月が経っている。現在、10足ものGTホーキンスの靴達を、靴墨で磨き、防水スプレーを塗り、特殊樹脂で靴底を直しながら履き続けている。どれも週に一回しか履かないので、長持ちしている(※靴には休息が必要なのです)。GTホーキンス達は、凄く長持ちしている・・・昔履いた幾多の革靴達と比較したら、段違いの耐久性能である。どのGTホーキンスも(例え今壊れたとしても)、十分満足して納得してゴミ箱に投ずる事ができる(※実際はまだ一足も捨てずに現役です)。

 僕の最新のGTホーキンスは、トラベラーのアイステック(※昨年末クリスマスの妻のプレゼント)。雨用のゴアテックスのビジネスシューズを探していたのだが、これはゴアテックス素材ではなく、ディアプレックスと言う素材を使ったもの。風邪や雨は通さずに体温は保持し、汗や水蒸気は通すと言う最新機能素材。濡れやすい雨の日や、滑りやすい雪の日でも、歩きやすく設計された靴であり、タイヤで言えば、スタッドレスタイヤと言ったところか。これが1万円で買えるのだから、コスト・パフォーマンスはかなり高いと思う。
 このアイステックが、記念すべき"10足目のGTホーキンス"である。GTホーキンス以上の高いパフォーマンス(※コストを含む)の靴が説得力を持って僕の前に現れるまでは、しばらくGTホーキンスを履き続けると思う。"ホントに履く人の事を考えてくれるブランド"・・・僕が靴を選ぶ選択基準はこれに尽きる。

トラベラー・アイステック←最新のマイ・トラベラー・アイステック

(2007年3月25日記載)

【HAWKINS】 ホーキンス トレッキングシューズ HL30328 AMIGOS HI BLK/NVY /ABCマート楽天市場店

価格:10,800円
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【HAWKINS】 ホーキンス トレッキングシューズ メンズ トレッキングシューズ HL30024 RENOSA HI BROWN /ABCマート楽天市場店

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【HAWKINS】 ホーキンス ビジネスシューズ エアライト アイステック ユーチップ HB80074 SL/BLACK /ABCマート楽天市場店

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【HAWKINS】 ホーキンス ビジネスシューズ プレミアムクール2 ウィングチップ HB70042 HP COOL2 W-TIP NERO(ブラック) /ABCマート楽天市場店

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2007年10月追記:誕生日に妻からブラウンのGTホーキンス・トラベラー・アイステックをプレゼントしてもらいました。これが11足目のホーキンス・シューズです。

トラベラー・アイステック


2011年6月追記:書き忘れてましたが、長年愛用している夏用のアウトドアサンダルもGTホーキンス製です。

アウトドアサンダル


2013年6月追記:GTホーキンスのトレッキングシューズを購入
長年使用しているGTホーキンスのトレックシューズ、ソールは剥がれずにがんばっているけれど、ゴアテックスが磨耗で破れたのか靴下が濡れるようになってきたので、新たにGTホーキンスのトレックシューズを買いました。"ゴアテックス"ではなく、今度のは"ディアプレックス"。ゴアテックスを使用していないので、旧トレックシューズより7,000円も安かった。
これが、13足目のGTホーキンス。




2013年7月15日追記:GTホーキンスサンダルを購入
長年使用していたGTホーキンスのサンダルが寿命を迎えたので、新たにGTホーキンスの"アドヴェンチャー"を購入。14足目のGTホーキンス。




2013年8月9日追記:これは僕のGTホーキンスではなく、子どものです。
以前、友人がプレゼントしてくれたGTホーキンスのキッズ用トレッキングシューズ!ようやく息子が履けるサイズまで、大きくなりました。林間学校や登山で活躍かな?




2014年5月17日追記:夏服を出したついでに、靴を二足廃棄処分することにしました。
20年履いて、まだこれだけの外観を保っています。さすが、GTホーキンス。でも、踵や靴裏を2度リペアしていますが、靴裏はボロボロなのでついに廃棄~。GTホーキンスはまだ全部で6足残っているので、これらをこれからも大事に履きます。




2022年2月27日追記:15年使用したジョージ・トーマス・ホーキンスの靴底が、今朝剥がれました。
逆に言うと、営業などでここまで酷使して履いて、よく15年ももったな、と。流石、GTホーキンス。
次の15足目のホーキンスを考えます。



2022年3月7日追記:15足目のGTホーキンスを購入。
先週、15年も持ち堪えたジョージトーマスホーキンス(ブラウン)の靴底が剥がれたので、今日次のホーキンス(ブラウン)を買いました。
15足目のホーキンスは、トラベラー・アイステック。
上質なイタリアンスエード(天然皮革)と日本製防水素材のウオーターテック仕様の靴。
ホーキンスなら何でも良いと言う訳ではなくて、10年以上長期間使う物だから、素材や機能やデザインや価格とのバランスなど、他人に理解しがたい(?)僕だけの細かいこだわりがある。




2022年3月7日追記:奇跡の1足を発見!
奇跡の1足見つかる!
ジョージ・トーマス・ホーキンスで最も好きなビジネスシューズが、エアーライトのウイングチップだった。「だった」と過去形なのは、とうの昔に廃番でもうどこにも売っていないから。
かつてこれを2足持っていて、1足は営業で歩き回って履き潰した。残り1足を大事に履き続けて、もう25年以上。しかし写真の通り損耗がひどい。
本革で丈夫だけど、靴磨きしてもかつての輝きは戻ってこず、内部は擦り切れ、靴裏のパターンも削れてしまった。
大好きなこのウイングチップとのお別れの日もそう遠くないな、思っていたら、偶然とあるサイトで、これと全く同じエアーライトのウイングチップ、しかもマイサイズ26cmジャストのデッドストックを1足だけ見つけた。正に奇跡の1足!もちろん注文した。
最近、物を買う時にこう言うラッキーが続いている。



2022年3月9日追記:16足目のGTホーキンス、奇跡の一足届く!
注文していたジョージ・トーマス・ホーキンスのエアーライト・ウィングチップが、昨夜届きました。
とうの昔に廃番商品の稀少なデッドストックなのに、箱も靴も新品でサイズもピッタリ!おそらく二度と手に入らない。

若き日に最初に履いたウィングチップは、グッドイヤー製法のリーガルでしたが(めっちゃ高価な割に)2年で履き潰れて廃棄・・・でリーガルが信頼できず、色々な靴を試してホーキンスに行きつき、以来ホーキンス一筋でこれが16足目のホーキンス。
今履いているエアーライトのウィングチップは25年以上もっています。なので、この新しいエアーライト・ウィングチップは、今から履けば80歳代までもつかもしれません(笑)。

ただ少し気になっているのは、最近のホーキンス、価格が安いグレードの中に機能やデザインのレベルがかなり低いものが増えてきていて少し心配。僕がホーキンスに求めるのは、安さではなく(そう言うのは他にいくらでもある)、多少高くとも、防水がしっかりしていて、濡れた路面で滑ったりせず、そして頑丈で長持ちすること。良い品は高いけど長持ちするので結果的に安くつき、安物買いの銭失いにならない。そこのところを、ホーキンスは忘れないで欲しい。