JOLLYBOYのあんな物やこんな事

十年缶(Time Can)ヌードルを食す
                (2010年2月7日記載)   入口 >トップメニュー >あんなこんな >現ページ

2010年のお正月はご馳走を食べ続けたので、1月4日のお昼ごはんはカップ麺を食べることにした。
とは言っても、ただのカップ麺ではない。

2000年、ニューミレニアムイヤーに買った"Time Can"カップヌードル。"2010年に食べる"コンセプト。

色々あった10年間。万感の想いを込めて(…そこまでの思い入れはない(笑))、缶を開ける。

十年缶(Time Can)

カップ麺の容器を取り出すと、(下記の写真のように)なんと容器の周り全部が、緑、黄緑、黄色とマダラに変色している
缶に入っていたとは言っても、さすが10年前のカップ麺…インクが溶けたのか、カビなのか??…原因は不明。

十年缶(Time Can)

恐る恐る蓋を開けてみる。麺には異常はないようだ。容器に熱湯を注ぐ。

3分間待つ…恐る恐る麺を口に運ぶ。おっ!
味に異常はなく、普通にカップヌードルの味だ。
10年経っても、さすが缶に入っていただけのことはある。

十年缶(Time Can)

ところが、食べ終わってびっくり…。
容器の内側は、外側以上に"緑"と"黄緑"のマダラ模様になっていた。
こんなもの食べて大丈夫だったのだろうか(笑)。

その日の夕飯後、物凄い腹痛に襲われ、水下痢と嘔吐を繰り返し、何度もトイレを往復する破目となった。食べたものを全部出す。
たまたま徹夜夜勤の夜だったので、たいへんつらい一夜となった…。ひたすらアルカリ飲料ドリンクを飲み、一夜を我慢…。

翌5日、医者に行き、ウィルス性と細菌性の胃腸炎の両方を想定して、整腸剤と抗生物質の2種類をもらって帰る。
このカップヌードルとの因果関係は(嘔吐物を調べてもらったわけではないので分からないが)、社会の常識としてやっぱり容器の変色したカップ麺は食べてはいけないですね(…内なる声→大人なんだから、そのぐらいちゃんと判断しなさい(笑))。

同5日、改めて日清のホームページを確認したら、回収の告知があった。
雑誌や新聞で告知していたようだが、まったく知らなかった。
テレビやラジオでも告知してよ!!

弊社が2000年8月から製造・販売いたしました缶入りカップヌードル「TimeCan(タイムカン)」の一部において缶の巻き締め不良が原因で缶内に空気が入り、品質に影響する可能性が生じたため、2004年3月より新聞、雑誌や弊社ホームページで告知し、全品自主回収を進めて参りました。
さらに徹底を期すため、この度あらためて全品自主回収へのご協力のお願いをさせていただきます。

そんでもって、1月6日、日清食品から電話で回答がありました。商品の品質劣化は酸化によるものだそうです。
緑や黄色のマダラは、ネギや玉子などの経年による沁み出しだそうです。
僕の嘔吐と下痢の原因は、(たまたまこれを食べた同日だったけれど)酸化したカップヌードルが原因なのか、流行性のウィルスのせいなのか、今となっては確かめる術がないので、不明です。

以上、軽い気持ちで始めたのに、一騒動となってしまいました10年缶(Time Can)カップヌードルの辛~い"食"報告でした


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