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イギリス(ロンドンとケンブリッジ)
1996年3月
正式な国名「グレートブリンテン=北アイルランド連合王国」。撮影の仕事のために行って来ました(あっ、本業はCGです)。
※注:写真の日付をイギリス時間に合わせるのを忘れてずれています。念のため。
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初めてビジネスクラスに乗る。英国航空。座席はゆとりがあるし、座席ごとにポータブルTVがあるし、サービスが違う。まあ、今後このクラスに乗ることはしばらくないだろう。ロンドンでは、ロチェスターホテルというヨーロッパタイプのホテルに泊まる。我が上司は、アメリカンタイプの大きなホテルがよかったようで、ペンションみたいだとかなり不満だったようだ。しかし、街並みは煉瓦造りの建物ばかりで風情がある(法律で定まっている)。どこを撮影しても、日本人の私には「絵」になる。とある近代建築の大ホテル(名前は伏せよう、一目瞭然だが…)は、「ロンドンの恥」と呼ばれているらしい。
左写真/泊まったホテル 右写真/ウェストミンスター寺院
翌日、ロンドンのロケハン。足で回る。そう、我々は遊びできたのではないのだ!最初に着いたのは、ウェストミンスター教会。かつてウェストミンスター会議が開かれた。最近では、ダイアナ妃の葬儀が行われたのが記憶に新しい。
その後セントジェームズパークやピカデリーサーカス(上左)、リージェントストリート(上中央)などを歩く。昼は裏路地のバー(上右)に入る。暖炉があって、とても雰囲気がある。とにかく、市街を歩き廻ってホテルへ戻る。
テムズ川対岸から見たビックベン
翌朝、撮影のためのロケハンに出かける。朝早起きして、冷たい風が吹く中を延々と歩く。そう、我々は遊びに来たのではないのだ(その2)!テムズ川を超えて、ビックベンの対岸へ出る。ひたすらロケハン。朝飯前に、1時間半ほど歩き回った。朝飯を食べてから、セントポール教会へ。表も壮大だが、内部も荘厳である。故ダイアナ妃が、結婚式を挙げた教会である。
セントポール寺院 内部
ロンドンには、あの特徴のある赤い二階建てバスとロンドンタクシーが走る。ロンドンタクシーの中には、広告付きのもの、絵が描いてあるのもある。でも、形は全部一緒。私も乗った。
ロンドンタクシー
広告付きのカラフルなタクシー
翌日は日曜だったので、朝マダムタッソーの蝋人形館へ行く。なかなか見応えがあった。ディズニーランドのホーンテッドマンションの様な乗り物もあって、面白かった。午後サブウェイに乗って、日本人教会の礼拝に行く。バプテスト教会の4階を借りている。トッテナム・コートロード駅より5分ぐらいの所にある。建物は古いが、エレベーターも古い(映画に出てくるような、自分で扉を閉めるタイプ)。盛永先生の説教は、迫力があった。
マダムタッソーにて
日本人教会が部屋を借りている教会
ホテル側の最寄りの駅は、ビクトリア駅。内外部とも、素晴らしい。こんな広い構内、日本ではまず見られない。
ビクトリアステーション
駅構内
翌日、撮影隊と一緒にケンブリッジへ。そう、我々は遊びに来たのではないのだ(その3)!ケンブリッジは学園都市。ケンブリッジ大学という一つの大学があるわけではない。色々な大学が、一つの都市を作っている。とても歴史を感じさせる街。こんな所に、一年でも住んでみたい。釘を一本も使っていなかったという数学者の橋(今あるのは使っている)や、ニュートンが見たというりんごの木(超怪しい)などがある。中でも教会の塔から見た街並みや、キングスカレッジの建物が印象的だった。
ケンブリッジ
数学者の橋
撮影スタッフは、カメラマン・村上さん、ドライバー兼助手・アシュレー君、コーディネーター・田中さん。皆さん、ロンドンに住んで活躍している。撮影を終えてロンドンへ帰ってくると、もう夜。ホテルで夕食後上司と休んでいると、突然日本人の女の子がやって来て、泣き出した。何事かと思いきや、一緒にきた連れの女の子と喧嘩したらしい。二人とも学生。そこで、気分転換に明日の撮影に誘った。喧嘩している時は、無理に一緒に廻らずに、別々に過ごすのも良いだろうからね。
撮影スタッフ
ハロッズの夜景
というわけで、翌日はその子も加わって、ロンドン市内の名所撮影。あらかじめロケハンしてあったところも、再び廻る。そう、我々は遊びに来たのではないのだ(その4)!タワーブリッジや、セントポール教会。セントポールでは、階段で上まで昇り市内を見渡した(疲れた)。また、テムズ川対岸へ渡り、ビックベンを撮る。バッキンガム宮殿では、衛兵の交代を待った。残念なことに、冬の間はグレーのコートを着ていて、あの赤い制服は着ていなかった。ピカデリーサーカスその他を全部撮影し、無事撮影を終える。その日は、みんなでイタリア料理で打ち上げ!
タワーブリッジ
バッキンガム宮殿
イギリスは、色々なことにこだわりがある。建物(街並み)、バス、タクシー、多くの物が変わらない。無節操に変わっていく日本とは大きく違う。また来る機会があったら、こんどは湖水地方へ行ってみたい。