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プロって何だろう?   (2019年12月14日記載)

★ファンだからこそ苦言を呈する。


今日のランチは、都内のいきなりステーキで~♪ 今年、ちょうど10回目のいきなりステーキ。
今まで、3153の上野店をベースに、銀座6丁目、恵比寿、渋谷センター街、渋谷桜丘、新宿西口、赤坂通り、水道橋、小川町、目黒上大崎、北千住、浦和、越谷レイクタウン、レイクタウンmori、草加新田、高田馬場などの様々な店舗で、計37回(2017年11回、2018年16回、2019年10回)ほど食していますが、今日のは明らかにおかしかった。
忙しいランチタイムを避けて2時過ぎに行ったので、さほど混んでいなかったけど、「何これ?」の連続。作っていただいて、食べさせてもらう身なので、あんまり外食でとやかく言わんのだけど・・・今回はちょっとね~。
①店に入って誘導を待っていると、奥の方から手指しと共に「そちらの開いている席へどうぞ」の声。いくつも空席があるが、はて、どの席だろう?見当付けて、テキトーな席に座る。今までは(セルフのレイクタウンを除き)、例外なく店員の誘導だったのだが。
②席についたら、カバンを置くスペースが何処にもない。テーブルの下のスペースも、鞄用のバスケットも無い。今までは、鞄を持って入ると必ず店員さんが鞄用のバスケットと油除けの赤いナプキンを持ってきてくれたのだが、そのサービス止めたのかな?鞄を何処にも置けないので、後ろの席の方を気にしながら椅子の低い背に鞄をかける。
③フォーク、ナプキンは、「空」。目の前のお客さんに「無いよ」と指摘されて、フォークとナイフだけ補充、ナプキンはスルー。
④調味料のガーリックも、使おうと思ったら、中身が「空」。こちらは、食後に僕が「空ですよ」指摘。
⑤出てきた料理のおろしソースが、「在庫切れたの?」って言うぐらい申し訳程度の量(笑)。これ意味ある?
⑥極めつけは、鉄板がミディアムに焼ける前に冷めてしまった(汗)。

「わざとかよ!」と、突っ込みたいくらいの連続攻撃~(笑)。
前回、この店で食べた時は、こんな事なかったぞ?一ノ瀬社長、研修体制大丈夫ですか?
計37回もいきなりステーキに行ってるけど、こんなのは初めてです。どうした、いきなりステーキ!?
いきなりステーキに「好意しか持っていない」僕が疑問に思うんだから、ファンでない人はもう行かないだろうな。
毎年1年365日で100食以上外食しますが、この一年で納得いかなかったのは、11月の「すき家の都内某店の牛丼」とこの「いきなりステーキ某店のステーキ」のたった2件のみ。大丈夫か、いきなりステーキ!?




・・・と言う記事を2日前にSNSにUPしたところ、「慢性的な人出不足」で「従業員もお昼とれていない一番の疲労ピーク時だったかも」と言う従業員に同情的な意見が寄せられました。すごく分かります。こう言う意見も寄せられるだろうなぁ~、と言うのはUPする前から重々承知していて十分その事を考えました。
僕も、深夜から朝までのコンビニ勤務を8ヶ月も続けたり、その他様々な接客業を経験してきましたので、接客する側の気持ちとか疲労とか賃金問題とかよく理解できるのです。でも、この記事の論点はそこではないのです。

最近、よく思うんですよ。もし99人に良いサービスをしても、1人のサービスが疎かであったとしたら、その人にとっては他人の評価がどうであれ、その店はその人にとって悪い店なんです。もしかしたら、その人は、初めてワクワクして期待してその店に行った人なのかもしれない。
例えば、僕が大好きなアーティストのコンサートに、10年ぶりに1万円のチケット代を払って行ったとします。しかし、アーティストが体調不良でいつものパフォーマンスが発揮できず、さっさと半分で時間を切り上げて終了となったら悲しいでしょう。でも、そうはならない。本当のプロは、公演を中止してチケット代金を払い戻す道を選ぶでしょう。
例えば、僕が「今日は疲れたからこの程度の作品でいいや」と言ってクライアントに納品したら、2度と仕事は来ないでしょう。

チェーン店と言っても、そこはやはりプロなんです。
接待側からみたら大勢の客の一人かもしれませんが、お客は「よし今日はこの店で食べよう!」と思って楽しみに来るのです。お店は、趣味で料理を提供している訳ではないのです。プロの接客や商品提供ができないなら、店を畳むべきです。
僕が「寛容である」とか「ないとか」、「心が広い」とか「狭い」とかは関係ないのです。
もし、店がバイトを雇っていつものサービスを提供できないなら、もしくは皆がヘトヘトになるまでがんばっているのにも関わらずサービスの質が低下しているならば、それは間違いなく経営の方法(雇用形態も含めた働かせ方)が間違っているのです。