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ネット社会との付き合い方!   (2019年10月15日記載)br />

 数年前に似たような事をどこかに書いたんだけど、少々変わったかもしれないのでまた書きます(笑)。

①人の外部シェア記事には「良いね」等を押さない

 例外はありますが、基本的にSNSでは外部のシェア記事に対しては、良いね、ひどいね等のボタンは押さない。
 理由は単純で、記事の信憑性を確認する術と時間が無いから。この政治家が嫌いだとか、好きだとか、この問題には賛成だとか、反対だとかは、全く関係有りません。政治や紛争、原発、災害等に対して、何も考えが無いからではなく、否、むしろある方だと思います。
 最近、SNSで外部シェア記事がタイムラインの半分以上を埋めるほどになってしまった。時代の流れなのでしょう。以前は、SNSは「友人相互の交流の場」で、WebSite(HP)は「意見発信の場」と言う棲み分けがありましたが、今はごちゃ混ぜになって、友人自身のことや友人が関わるイベントや団体と関係なく、大量の外部記事がタイムラインを占めるようになりました。ひどいシェアになると、自分の意見や感想もなく、ただ記事がシェアされているだけでシェアの意図すら書かれていません。外部シェア記事が、とにかく大量。
 タイムラインを埋め尽くした大量のシェア記事は、どんどん下に埋もれますし、その一つ一つをじっくり読む時間は、はっきり言って無いです。日中、一応仕事してますので。
 ニュースのシェア記事は玉石混交で、わざと誇張したり、記事の一部分だけを引用したり、中には初めから虚偽と分かっているものを流す場合もありますよね。アクセス数増加狙いで。
 分かりやすい例を挙げると、ある有名人が「『みんな死ねばいい!』なんて事は絶対に言っちゃいけないことだよね。みんな仲良く生きようよ。」と言ったとする。すると、誰かがその発言の一部だけを故意に抜き出して、「『みんな死ねば良い!』と〇〇が言った。」とネットで拡散して、反応する人が現れ「それは酷い!〇〇は酷い奴だ!」となったら、そもそもの本人の発言と逆だよね。それこそが、デマ。
 また、例えば、DV夫が隠れている妻や子供を探すために、ネットで「家出して行方不明の子供の情報を求める」と言う嘘の拡散記事だってありうる。拡散シェアして、DV夫を助けてしまうかもしれない。
 ネットなんちゃらの人々は、特に自分の主張に適合するネタだけ引用し、主張に合わないネタはデマと言う。デマや風評被害の言葉の意味、本当に分かっているのかな?
 流したニュースのベースとなったまともなソース(元資料など)が記載されてるのは、まだまし。どこから引用した資料なのか、新聞なのか、官公庁資料なのか、特定の本なのか。何をどのように対象にしたグラフや表なのか。どの動画を引用したのか。
 2次、3次引用であったり、基がまったく分からないネタは論外です。そう言ったことを、一々「何が正しくて何が間違っているか」調べる時間なんて無いので、ボタンは基本押しません。虚偽のニュース拡散や賛同は、名誉棄損で訴えられても文句が言えません。
 友人自らが体験したことや、自ら企画に携わったイベントや、自ら関わっている団体のことや、本や映画や劇の感想や、自分で撮った写真や動画などは、「良いね」とか「凄いね」とか「悲しいね」を押します♪

②エゴサーチ(自己検索)をしない

 実は、人生で一度もエゴサーチをしたことがありません。今後もするつもありがありません。以前、連絡の取れていない友人の所在を調べていたら、その友人について酷いことが書かれていてショックを受けました。彼は有名人でもないのに、ネットで匿名の人が悪口を書いている。僕は、彼が好きなのでその記事は無視します。
 基本、(好きなタレントでもない限り)人は、ネットで他人をわざわざ褒めたりしません。むしろ多くは「癪に障る!」「頭にきた!」と言う時に、批判コメントや嘲笑コメントを掲示板などに書き込みます。ほとんどが、自分の正体はばれないように匿名です。エゴサーチしたら、きっといくつか読みたくもない記事に出会うでしょう。それは、過去「仕事の競合コンペに負けた他人」の腹いせだったり、「歴史的価値観の意見が会わなかった人」の嫌がらせだったりするかもしれません。
 今は、匿名でもプロバイダーやIDを調べる方法はありますし、弁護士に依頼して名誉棄損(※名誉棄損は虚偽・真実を問わないのです)で訴えて、プロバイダーに情報開示請求して、多額の損害賠償を請求することも可能です。が、そんな馬鹿馬鹿しいことに時間を取られたくありません。家族に被害が及ぶ、仕事の業況に甚大な被害が及ぶ場合は別ですが、影でこそこそ匿名で悪口を言うような卑怯者は放っておきます。
 例え、その記事を友人が読んだとしても、気にしません。どこの誰とも分からない匿名のコメントを読んで、リアルに知っている友人本人よりも、そちらの匿名の方を信用するなら、そもそもそれは初めから友人ではないのですから。

③おかしいと思ったメールや記事は絶対にクリックしない

 20年以上に及ぶネット生活で、一度だけウイルス感染で友人達に迷惑をかけてしまいました。痛恨の極みです。平謝りしかありませんでした。昨年の話しです。
 有名な銀行や宅配便やプロバイダーなど様々な詐欺メールを長年潜り抜けてきましたが、昨年春にやられてしまいました。元某新聞社記者で某会社の社長も務めた紳士の方からSNSで送られた動画だったので、完全に信頼仕切っており、まさかその方がウイルスに感染しているとは一切疑わず、クリックしてしまいました。ウイルスでした。友人らに多大な迷惑をかけ、仕事は後回しにして、種々事後処理と連絡で追われ、何とかウイルスを駆逐しましたが、念には念を入れてSNSを一旦退会しました。数年間の記事と写真は、当然消えました。
 その経験を機に、より一層ウイルス感染には気を付けています。

 まだネット社会については色々と思う所がありますが、今回はこれで以上ですm(__)m。