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2021年に大学受験が変わる  (2018年3月28日記載)

3年後に大学受験が一変する。ざっくり言うと、グローバル社会に対応できる人材育成へのシフト。
今までの知識を問うマークシート方式はおしまいとなる。知識にプラスして個人の思考力や現実的な対応力や発想力を問う記述式へ。日本的な年功序列型会社システムに組み込まれる歯車人間ではなく、自分で新しい世界を切り拓いていける(事業を興せる)人間育成へのシフトと言うことらしい。日本で、ゲイツやジョブスやザッカーバーグのような突破力のある人材が誕生せず、グローバル社会で置いてけぼりになりつつあることへの反省や焦りなのかな?

記述問題は、例えばだけど「国際紛争への対処」「死刑制度の是非」「クローン技術の倫理的課題」「環境問題の解決」等々、大人でも答えが出せないような問いに自分の考えを述べねばならない。
様々な方面の知識と、多面的(多角的)にみた思考、それを自分なりにまとめ上げる方法論も必要となる。英語もより実践的な外部の…例えばTOEICなどの点数を代用することとなる。かつての受験How to的な塾の教えは次第に通用しなくなる。まあ、今まで日本がおかしかったのであり当たり前のことなんだけど「自分で考え、自分で勉強する」時代への変換。

ちょうど息子の代からこの試験制度に切り替わる。
親の私は「入学まで少しは遊べ!」と言っているのだが、息子は高校の大量の課題をこなすため、毎日図書館に通って午前10時から午後8時まで毎日勉強している。1学期の中間で、既に挫折する生徒もいると聞く。僕らの時代のような比較的のんびりした牧歌的な入学までの雰囲気は、今の進学校にはないようだ。
昨日は図書館が休館日だったので、夜8時まで10時間もコメダでねばったらしい。途中で再注文入れるなどして、追い出されずに済んだらしい・・・ビビリだと思っていたが、意外と根性があるようだ(笑)。今日も図書館に出かけて行った。