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仕事とお金と愛について思うこと  (2017年11月21日記載)


日頃、SNSに、料理とか、自転車とか、ドローンのことしか書いてないんです。料理とか、自転車とか、ドローンとか・・・(汗)。
「こいつは遊び人で、仕事してないのか?」と思われても仕方ないですね~(笑)。まあ、もちろんそんな事はない訳で、僕も一週間の大半は仕事をしている訳です。残業の無い日も、朝8時から夜8時まで仕事をしているので、買い物や洗濯や夕飯作りの時間を除いても普通に毎日10時間ぐらいは仕事をしている訳です。残業だったら深夜まで。休日もよく仕事をしています。残業や休日作業が多くなるのは、自分の能力の無さの証明に他ならないので、心身の健康バランスを考えて週末はなるべく適度に運動するようにしています。

お金大事ですよね?霞を食べて生きてる訳じゃないですから。仮に食べなくても、住宅ローン、年金、健康保健や生命保険、水道光熱費、電話代や通信費、そして各種税金で収入の大半が消えます。結婚して子どもも二人授かって家族4人となって、食事も4人分、保険も4人分、衣服も家具も4人分、トイレットペーパーに至るまで4人分。成長するに従い、教育費もどんどんかさむ。じゃあ、収入は4倍になった?無理です・・・そうなりませんよね。収入、独身時代と変わらないですよ。むしろ、あのサブプライムローン破綻によるリーマンショックのバブル崩壊で、収入下がりましたよ。生活、きついすよ。多分、みんなと同じ。1~2週間、仕事が途絶えたりすると、もうパニックですよ。

昔、馬鹿な番組があって「愛とお金、どっちが大事か?」なんてテーマで、2チームに分かれて争っているの。ほんとにくだらない。「お金」が必要なのは、生きていく上で当たり前。無ければ、今日の夕飯どうするの?そして「愛」が大切なのは、もっと当たり前。家族や友人との愛がなければ、生きている意味がないでしょ?
「男は、強くなければ生きていけない。優しくなければ、生きている資格がない」と言うヘミングウェイの有名な台詞があるけれど、ヘミングウェイ風に言うと「お金がなければ生きていけない。愛がなければ、生きている意味がない」と言ったところかな?

僕みたいな特殊な仕事で、よく25年以上飯食ってこれたなぁ~、って自分でも時々思います。昼間はCGの仕事をしながら、コンビニで夜勤のバイトを8ケ月間したこともあります・・・ソレで体を壊しもしました。勉強して医療事務管理士の資格を取って、病院の事務で働いたこともあります。家族のことを考えて、就職しようかと悩んだ時もあります。
「デジタルクリエーターです」なんて自己紹介すると、PCでお絵描きして楽に金を稼いでいると思われる方も中にはおられるかもしれませんが、どんな職種であれ、楽な仕事なんてないですよ。
25年以上、いっぱい勉強して、設備にいっぱいお金注ぎ込んで、いっぱい経験積んで、そうして今があります。「やりたいことあったら、やればいいじゃん!一回きりの人生なんだから」・・・よく聞く言葉ですし、その通りだと思います。しかし、それを実行しそれを続けるのは、相当の覚悟と努力が要りますよね?
人間は1年や2年ならば、たいてい根性で続けられます。しかし、10年、20年、30年となると、根性だけでは無理です。長期計画やクリアーすべき短期目標や方法論が必要ですし、何よりも確固たる信念・理念が必要です。それがないと、何度も転社や転職を繰り返すことになるでしょう。
僕の理念は単純です。「この小さな才能は、神が私に授けてくださった。種粒ほどの小さな能力かもしれないが、これを少しでも活かして、育てて大きな木にしよう」。
例えるなら、神様がプロデューサーで、僕は自分の生き方を演出するディレクターであり、実際にそれを生きていく俳優。神様がプロデューサーなのだから、こんなに心強いことないではないか。何も心配いらない。「辛かったことも良かったことも、全部自分の人生の台本のうち!」そう思いながら、今日も仕事してます♪