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住宅ローン完済カウントダウン (2023年7月10日記載)

①あと一年!

7月に入り住宅ローン完済まで1年となった。
木造2階建てであれば10年前に完済してたのだが、一階鉄筋の3階建てなのでようやく。
4年に及ぶアパートの家賃支払いがなんだか馬鹿々々しくなり、二十代後半で新築を決意して建てた。
あと1年!



②日照問題のクレーム
3階建ての建築を始めた時、前の住宅に住む方(※今は住んでいないのでようやく書けます)が我が家でなく、市役所に苦情を入れたのね、日が当たらなくなると。
1級建築士の設計士さんはそこも考えてくれているので、公道を挟んで計算上日照は何も問題無いのだけど、ご近所トラブルを避けるため(溜飲を下げてもらうため)設計を変更した。
3階の北側を大幅に低くし(なので3階トイレの天井は斜めで、屋根裏収納スペースも無くなった)、設計だけで当時の費用で計150万円もかかってしまい、20代の若造の収入ではそれ以上お金を借りられず、クローゼット内の装飾仕上げを諦めたり、電灯類などのグレードを落とす破目になった。
(※後に収入がもう少し増えてから、少しずつ色々と買い換えました)。



我が家は3階建てだが、写真の通りお隣りの2階建て住居と比較しても北側の屋根がかなり低い。
しかも家自体は道路から南側にセットアップして建ててあるので、真夏の家の影は道路にすら落ちていないのです。なんだかなぁ~・・・そこは納得し難い、切ない想い出。
今は近所に(我が家を除き)5軒もの3階建て住居が建っていますが、苦情の話しなど全く聞きません。どんな分野でも、先駆者は色々と苦労します。
実際はどうかと言うと、写真の通り道路にすら影は落ちておりません・・・と言う事実報告(^^)



③新しい家の夢を語る20代
家を建てるずっと前の銀行員時代、融資グループのメンバーでフレンチレストランのコースを食べに行った。
その時「将来、BBQができるほど大きなバルコニーがあって、寝ながら星が見える天窓があって、趣味車も停められるように駐車場スペースが2台分ある、3階建ての家を建てたいなぁ~」と話したら、尊敬する上司に「またぁ~、ちょっと豪華なフレンチに来たからって大袈裟な夢語ってぇ~!」と笑われました(笑)。
その後、大きなバルコニーがあって、1階の2つの部屋に天窓があり、駐車場スペースが2台分あり、玄関とリビングとキッチンとお風呂もそれぞれ2つある、3階建ての家を建てました。
昔の家が5人家族にトイレ一つで、朝のトイレ争奪戦争がひどかったので、トイレは各階に一つずつ計3つ作りました。今はトイレで困ることは全くありません。
その分、一階が鉄筋なこともあり、通常の2階建て住宅よりも1.5倍以上の予算がかかってしまいローン支払いに苦労しましたが、希望通りの家が建ちました♪



④住宅ローンと保険(団信)
最後にローンと保険のお話し。
最初に借りた都銀では金利6~7%で元金が全然減りませんでした。
金利の安い都内の信金で借り換え、地元に事務所を移してから地元の信金で更に2度目の借り換えを行い1.1%まで下がりました(^^)
ただ問題があって、その頃仕事のストレスなどが重なり不眠気味になってしまい、心療内科で睡眠導入剤を処方してもらったのがNGで、住宅ローンに付ける団信という保険が付けられませんでした。
団信は債務者が亡くなった時に肩代わりしてくれる保険です。
団信が付かないと言う事は、不慮の事故や病気で亡くなった時、貯金や一般の生命保険等で支払わなければならないと言う事です。 つまり僕は、住宅ローンの支払いが終るまでは、何が何でも死ねない人となりました(笑)。

お陰様で何とかここまで生きてこられて、完済まであと1年となりました。感謝ですm(__)m