タイムマシン・デロリアン(&デロリアンDMC12)
(2006年9月10日記載)
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タイムマシン・デロリアン。言わずと知れた"バック･トゥ･ザ･フューチャー"に登場する、タイムマシン。この車に、初めて会ったのは、もちろんスクリーンの中である。そして実際に見たのは、いまからちょうど５年前、１９９８年１月１１日、ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオにて。今回は、この映画の中の架空のタイムマシン・カーを取り上げよう。
タイムマシン・デロリアン(ユニバーサル･スタジオにて)
このタイムマシン・デロリアンは、エメリット･ブラウン博士が、デロリアンをベースに３０年の歳月を懸けて発明した次元転移装置を積んだタイムマシンである。小型原子炉を搭載し、１.２１ジゴワットの電流を得て走行速度が１４０キロになった時に、時間の壁を超えるのである。パートⅡ(実際にはパートⅠのエンディング)では、空を飛行できるようになり、かつ核燃料を必要としなくなる(ゴミを燃料としている)、と言うように性能が向上している。
２００６年９月追記：８月に那須ＰＳガレージ(２度目)に行ったらタイムマシンデロリアンが展示されていました。僕ら家族がタイムマシン・デロリアンの前で撮った記念写真が、ＰＳガレージのホームページに記載されました。
←この写真が掲載されました。
←後方から見たところ
←コクピット プロポ→
ところでこのタイムマシンであるが、映画の企画段階では"冷蔵庫"を想定していたそうである。最終的にデロリアンをベースにすることに決定したのだが、絶対にデロリアンで良かったと思う…。冷蔵庫タイムマシン…地味すぎる。
デロリアンＤＭＣ１２(お台場ヒストリーガレージにて)
後方から見たデロリアン(同ヒストリーガレージにて)
ちなみに、タイムマシン･デロリアンのベース車両は、正式名をデロリアンＤＭＣ１２と言い、シャーシをロータスが、スタイリングをジウジアーロが手がけている。すっごく贅沢な車なのだ。そして剥き出しのステンレス･ボディと言うのは、今見ても斬新過ぎる。エンジンは、２８４９ccの水冷Ｖ型６気筒ＯＨＣエンジンを積み、１３７ps(5500rpm)を発揮する。しかしこのマシン、事故を起こすとガルウィング･ドア(※カモメの翼のように上に開く)が開かなくなる等のトラブルが伝えられ、またコストを無視したマシン自体の贅沢さも相まって、あっという間にメーカーごと潰れてしまった。
デロリアンＤＭＣ１２(那須ＰＳガレージにて)
１０年程前、地元の外車専門の中古車屋にこのデロリアンがたった一台置いてあって、見入ってしまったことがある。生産台数が少ないので、街中で見かけることは今後ほとんどないだろう。ポルシェやフェラーリと言ったスーパーカーが街中で珍しくなくなった昨今、どうしても目立ちたいならデロリアンなんていかがだろう…みんな振り返ること、間違いなし!?
マイ･コレクションより"タイムマシン・デロリアン"
２０１６年７月２日追記：隣町までランニングに出たおり、デロリアンを見ました。
参考・引用文献
バックトゥーザフューチャー・パート１～３／ＤＶＤ＆ビデオ (ユニバーサル／ＣＩＣ)
キャラウィール・説明書 他
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