レクサス・LC500

(2023年11月12日記載)

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 なんと珍しく4代続けてトヨタ車を取り上げます!とは言っても、レクサス。
 レクサスとは何か?ロードバイクで言うと、スペシャライズドのS-Works、ピナレロのドグマのようなもの。えっ、余計に分かりづらい?簡潔に言うと、トヨタのハイブランドがレクサスです。

 長年、一部のトヨタ車を除いて見向きもしなかった・・・「マーケティングでみんなが欲しいと言う最大公約数の車を作りました」的なコンセプトやデザインが嫌いだった・・・のですが、ここ最近のトヨタのデザイン力は目を見張るものがある!今までトヨタ車を一台も買ったことがないのですが(ホンダ→ホンダ→ワーゲン→スズキ→スズキ→三菱)、もっと早くこう言う車達を出してくれていれば、とうの昔に買っていたものを!

 話しが反れました。レクサスです。レクサスLC500を見た時、ピンと来ました。これはクールだ!この感じは、後日、トヨタの新型ヤリスや新型プリウスや新型クラウン(あとC-HRもね)を見た時の感覚と同じです\(^o^)/・・・前後左右どこからみてもカッコいい!

 前から見たLC500

 正直、自分の好みから言えばライトやインテーク周りは一過言あるのだけど、全体のカタマリ感としてのフォルムが良い!
 クーペのパワーユニットは、V6のハイブリッド(※V8エンジンタイプもあります)。エンジンの出力は299psで、モーターの出力は180psで、システム最高出力は477ps。もうスーパーカーすねっ!・・・なので、ハイブリッドとは言え、スポーツカーなので燃費は良くないです。14.4km/L(※V8は8km/L)。

 後から見たLC500

 で、最近のこの手の車の特徴として、デカい!全長4,770mm×全幅1,920mm!(全高は1,345mm)。昭和のランボやフェラーリやポルシュと言ったスーパーカー達がコンパクトと勘違いしてしまうくらいに、かなりデカい。デカいんだけど、後席は狭い。後席に人が乗るようなファミリーユース実用車ではないことは確か。スポーツクーペですからね。
 そしてハイブリッドカーの宿命で、ハイブリッド機構やバッテリーや最近の安全基準等で重量がかさみ、1,950kg!約2トン!これは重い!かつてのコンパクトで軽量なライトウエイトスポーツカー達のコンセプトとは真逆の、重いマシンをパワーで走らせるスタイルのスポーツカー!まあ、最近のスーパーカー達は皆だいたいそんな感じだけど。
 ライバル車は、クーペのメルセデスSLとかBMW8とか、スポーツカーだとポルシェ911カレラとかの価格帯の車みたい。LC500はだいたい1,400~1,550万円と決して安くはないけれど、SLやカレラの上位グレードマシンと比べたらそれなりにリーズナブル!(なのか?w)


参考・引用文献
国産車&輸入車選びの本 2023年 (CARトップ特別編集) 他