アルファロメオ 4C
(2016年 7月15日記載)
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「最近、よく街中でスーパーカーを見かけるようになった」と前にも書いたけど、それは都内に営業に出る以外に、サイクリングやランニングで市外や県外に頻繁に遠出するようになった要因もあるかもしれない。
今年の3月、ランニングで川口に行った際、めちゃくちゃかっこいいスポーツカーが前方から走ってきた。エンブレムは、アルファロメオ。そう、4Cだ!僕の横を通過したが、信号で停止したのでそこまで戻って、後方から撮影した。信号待ちの時間が短く前方から撮影する時間は無かったが、撮影できてラッキー!
しかし、このC4の後ろ姿がめっちゃカッコいい!最近見たスポーツカーで後方から見た曲線ラインが「かっこいい!」と思ったのは、ポルシェのケイマンとロータスのエリーゼ!(下記写真)。後ろ姿のかっこいいスポーツカーは、良いね~。熟成したワインを飲んだ後の余韻のように、走り去った後の余韻が感じられる(笑)。
後方からのラインが美しい
さて話がややそれたが、そう、今回はアルファロメオ4Cのお話し。この4Cは、モデナのあのマセラティ工場で作られているのだ!500時間もの特殊なトレーニングを受けた専門の技術スタッフが、4Cをモデナで産み出しているのである。
この4Cには、様々な素材が惜しみなく投入されている。ボディのコアはカーボンファイバーで、オールアルミエンジン。ボディパネルには量産車には実用化導入には難しいとされていたSMC(ガラス繊維強化樹脂)を導入・・・と言った具合。サスペンション、ブレーキ、タイヤも、スポーツ走行で高いパフォーマンスを発揮するよう先進のテクノロジーが投入されていて、優れたハンドリング性能を実現している。D.N.A.システムは、路面や走行状況によって、雨天などの"慎重"(All Weather)、バランスに優れた"スポーティ"(Natural)、機敏で"刺激的"(Dynamic)を選択することができる。
後方から見た4C(川口にて)
エンジンは、1,742ccの直列4気筒DOHC16バルブインタークーラー付きターボエンジン。V8やV10、V12などのスーパースポーツカー達と比べると「えっ?1.7リッターの直列4気筒?」と言う弱い印象を受けるが、このエンジンは240psを発揮し、最高速度は258km/h。
前方から見た4C(地元市内にて)
サイズは全長3,990mm×全幅1,870mm×全高1,185mm、重量は1,050㎏。このサイズ感は良い!最近スーパースポーツカーが軒並み全長4.5mかそれ以上に大きくなって、重量も普通に1.5トンを超える中、4Cは4mを切り、重量も1トンほどに抑えている!僕は常々「最近のスポーツカーは、二人乗りなのにどれもこれも大きすぎるだろう~。」と思っているので、4mを切るサイズに好感を持ちます(^^)。4Cはライバルスーパーカーよりエンジンパワーは小さいが、ライバル達より500kgも軽いのは利点だ。
そして、なんと言っても驚くべきは、4Cの価格だ。800万円台で買える。他のイタリアンスーパーカーやドイツのスーパーカーがマンションや家を買えるほど高額なのに対して、4Cは正に「手の届くスーパーカー」。イタリアンスーパーカーなので、実際は色々突っ込みどころ(問題点)があると思うけど、色んな意味で魅かれる1台である。
参考・引用文献
アルファロメオ公式サイト
朝日新聞 デジタル
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