BMW 1シリーズ

(2010年10月10日記載)

入口 >トップメニュー >名車たち >現ページ

 最近の経済情勢を反映して、どのメーカーも小型車を次々にラインナップしてくる。BMW傘下にはニュー・ミニと言う優れたコンパクトカーがあるけれど、BMWの名を冠した車ではこの1シリーズが最小コンパクトカー。2004年には日本にも輸入が開始され、街中でもボチボチと見かけるようになってきた。
 5ドアで登場し、車格も価格もあからさまにワーゲン・ゴルフの対抗馬。ただし、このBMWのコンパクトが他のコンパクトと絶対的に異なるのは、FR方式であること!国産車も外車も含めて多くのコンパクトカーは、室内容量の確保や効率を考えてFF方式がほとんど。前後の重量配分が50対50と理想的なバランスで、BMWがFRにこだわっただけのことはあり、FFでは実現できない走りの質感とハンドリングを味あわせてくれるらしい。

 BMW118i(秋葉原近辺にて)

 横から見た118i(秋葉原近辺


 搭載するエンジンは、直列4気筒DOHCで、1.6リッター(115ps)と2リッター(129psと150ps)がある。2005年には、265psのパワーを発生する3リッターのMスポーツも追加された。
 サイズは全長4,240mm×1,750mm×1,430mm、車重は1,370kg。エクステリアは、5ドアながらどことなくZ3のクーペを髣髴とされる。インテリアは派手さは無く、機能的な質実剛健のインパネやシート。走りに関しては良い出来の1シリーズだが、FR方式を採用したことにより、後席やトランクスペースは他のコンパクトカーより狭い。つまり、これはファミリーカーと言うより、(5人乗りを謳ってはいるが)2+2的なスポーツコンパクト。ファミリー層的使い勝手の実用性よりも、この"BMWの走り"の良さを認める人が買う車でしょう~。


 後から見た120i(地元市内にて)

 当初は5ドアのみの設定だけだった1シリーズだが、後にクーペとカブリオレも追加され、グレード構成も変更されている。クーペに搭載されたツインターボ付きの3リッターエンジンは306psのビッグパワーを発揮する。トルクは40.8kg-mに達しており、豪快な加速が味わえるホットマシンである。
 ちなみに、クーペとカブリオレは5人乗りではなく4人乗りの設定。個人的には、クーペのスタイルがかっこよくて好み。ただし、クーペは5ドアよりもやや大きく、全長は4,370mm。カブリオレは、走行中でも開閉できる幌を持ち、開放感を楽しめるモデルである。これもなかなか良い。

 120iカブリオレ(地元市内にて)

 ただ、全長4.2~4.4メートルと言うサイズは、昨今のワーゲン・ゴルフもそうだが、コンパクトカーと言うには(個人的には)大きすぎて今一つ納得がいかない。あとは、価格が高い点もなぁ…。ちなみに価格は、(これを書いている現在)グレードによって297万~560万円。走りの良い出来のコンパクトカーだが、そこはBMWブランド…安くは無いのだ













参考・引用文献
最新国&輸入車購入ガイド       (JAF出版社)