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7.KキャンパーⅡを3DCGで検証する
前回のKキャンパーⅡのレイアウト案をベースに、3DCGで立体的なモデリングデータを作成し検証してみた。ベースはスバルのサンバーを選んだが、現在の軽ワゴンなら、スペース効率はほぼ大同小異。
(※ただし、キャンピングカーの構造要件は最終的な詰めで考える事とし、このデザインでは詳細には考慮していない/実際には要件を満たすには、ポップアップ等の架装は必要になる)。
下記の図は、走行中のレイアウト。運転席(助手席)とセカンドシートの間隔は、自家用軽と比較すればかなり広く余裕を取れる。荷物は、セカンドシートの後方と、半常設ベッド下のスペース(左右それぞれ)に積める。ポータブルトイレを積まなければ、マルチスペースはすべて荷物積載のスペースにもできる。ネットを使えば、半常設ベッド上も荷物を積載できる。
走行中のレイアウト透過図
下の画像は、休憩中(※食事中)のダイニング展開レイアウト。運転席と助手席は、180度回転方式。ただし運転席を回転した時、ハンドルがシートバックに干渉するので、スライドは必要。センターウォークスルーを可能とするため、テーブルは左右それぞれに幅40cm程度の物を展開する。
シンクの前方に、折畳式の台を出してキッチン台とする(※コンロ台など)。常設冷蔵庫はスペース的にはさすがに苦しいので、13リットルのポータブル式を考えている。シンクは、給排水とも10リットルが限度か。
マルチルームとキッチン(シンク)スペースには、カーテン等を取り付け(※もしくは幅30~35cm程度の薄い扉)、ダイニング部と区分けしたい。
休憩中&食事中
そして最後は、就寝時のレイアウト。まずは運転席と助手席のシートバックを全部倒す(※プラスして一列目のシート間に補助マットを置けばよりベター)。次に、上段の半常設ベッドの前端部(※セカンドシートのシートバック部分)を引き起こし、同時に上段の半常設ベッドの後端部(※マルチルームとキッチンの上部壁を形成している部分)を倒す。こうして、上段ベッド2名分(※主に子供用と仮定)が完成。同時に、下段に大人2人分の就寝スペースが完成する。このようにして、大人2人+子供2人の計4人(or大人4人)の就寝可能スペースの完成。
ただし、就寝スペース展開中は、トイレ、シンクが使えない。
就寝中のレイアウト
さて、これまで3つのオリジナル・キャンパーの"レイアウト案"と"3DCGによるデザイン検討"を行ってきたが、次回からは具体的なパーツ等の検討に入りたい。
(2007年7月15日記載)
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