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3.オリジナル・キャンピングカーを3DCGで検証する
前回のレイアウトをベースに、3DCGで立体的なモデリングデータを作成し、検証してみた。ベースは、ハイルーフのマツダ・ボンゴのクラス(※日産バネット、三菱デリカバンは同OEM供給車)。
(※ただし、キャンピングカーの構造要件は最終的な詰めで考える事とし、このデザインでは詳細には考慮していない)。
透化3DCG画像 by Jollyboy(無断転載禁止)
下記の図は、走行中のレイアウト。運転席(助手席)とセカンドシートの間隔は、かなり広く余裕がある。"半常設"の2段ベッドは展開した時には、大人用の180~190cmのベッドとなるが、展開しない時は140cm以下の子供用のベッドにも使える。
荷物は、1段目のベッド下とセカンドシート下に収納できる。サブバッテリーなども、そこに収納する。4人フル乗車でなければ、もちろんベッド部分自体の上下それぞれが、広大な荷物収納スペースに使える。
走行中のレイアウト(前方より&後方より)
次の画像は、休憩中(※食事中)のダイニング展開レイアウト。運転席と助手席は、180度回転方式。ただし運転席を回転した時、ハンドルがシートバックに干渉するので、スライドは必要。助手席も一緒にスライドさせた方が位置が揃って美しいが、助手席だけ下げて空間の余裕を楽しむ事もできる。テーブルは、幅40cm程度の物を展開。
走行中開いておいた後部マルチルームの扉は、ダイニング展開時は締めておけば、トイレスペースに空間を分離できる。
休憩中&食事中(前方より&後方より)
そして最後は、就寝時のレイアウト。セカンドシートのシートバックを90度起こすと、ベッドの2段目が完成すると言う非常にシンプルな構造。当然、1段目のシートもそのままベッドになる。上下段とも180~190cmの大人用。ただし、上段ベッドは車体の湾曲の関係から、1段目より小さ目になる。
運転席と助手席を利用した子供用ベッドだが、当初のレイアウト案では、一列目のシートとセカンドシートに、補助マットを置く案を考えていたが、シートバックを倒して使う案に変更。補助マットは、運転席と助手席の間に置ける二つの小さいタイプでOK。
ちなみに、二つの小さな補助マットのうち一つは、運転席と助手席の間を埋めることで、ダイニング展開中に三人がけシートとする事ができ、もう一つの補助マットは(マット下に)折りたたみ脚をつけるタイプにして、セカンドシートの横において6人目のミニチェアーとする事も考えている。
レイアウト案のところでも述べたが、これらのレイアウトの優れた点は、就寝スペース展開中も、トイレ、シンク、冷蔵庫(キッチン)を全部使える事。
就寝中のレイアウト(前方より&後方より)
上記の3段階レイアウト変化をアニメーションで表すと、下記のようになる。
さて、この案はとりあえずキープして、次回は別のレイアウト案を考えたい。
(2007年3月11日記載)
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