(JOLLYBOYの信仰告白)
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イースターと復活について
イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」(ヨハネによる福音書11章25節)
春先になると、時折「イースター」という言葉を耳にしませんか?辞典を調べると、「復活祭」とか「キリストの復活を記念するキリスト教の祝日」とあります。「イースター」も「クリスマス」と同じキリスト教の行事ですが、日本ではクリスマスほど認知されてません。欧米では、仮装行列のパレードをしたり、カラフルに色づけしたゆで玉子を配ったり (玉子は新しい命が生まれる象徴なので配るようです。でも、食べちゃうんだけどね…)、カードを送ったりして祝います。「キリストの復活」と言うけど、死んだ人間が生き返るというのは非科学的ですよね。心臓が停止した仮死状態から、電気ショックで再び心臓が動き出すということならたまに聞きますが…。ドリンカーの救命曲線というのがあって、「呼吸が停止してからの救命率」は、1分だと97%、2分だと90%、5分だと25%まで下がり、10分を過ぎるとほぼ100%助からないそうです。まして呼吸も止まり、槍で刺された完全に死んだ人間が、肉も腐り始める三日目になって復活するというのは、絶対にあり得ないことです。それが起こるとしたら、それは人知を超えた奇跡の領域の話です。
主イエス・キリストは、私達のため十字架上で命を捧げられました。無くなったのは金曜日のことで、その後墓地へ入れられて、墓地は大きな石で封印されました。イエスを十字架に付けたユダヤ教の指導者達は、イエスの弟子達が死体を盗みだして「イエスが復活した」などと言い出さないように、墓地の入り口に番兵を置きます。しかし当のイエスの弟子達は、死体を盗み出すどころか非常に落ち込んでいて、イエスが復活するという話自体も忘れていました。ユダヤの安息日(当時の安息日は土曜日)の翌日、つまりイエスの死から三日目の朝、婦人達が墓に行ってみると墓はもぬけの殻。そして天使が、イエスが復活したことを伝えます。しかし、弟子達はその話を信じません。復活したイエスは、そのかたくなな心の弟子達に現れました。その後、天に昇り神のもとへ帰られたのです。イエスは十字架の死により、私達に罪の許しをもたらし、私達を神の子として下さいましたが、神の恵みはそこで終わったのではありません。私達に命をも約束して下さったのです。神が独り子イエスを甦らせたように、神の子である私達にも命を与えて下さるのです。
(1998年 4月 9日記載)
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