(JOLLYBOYの信仰告白)
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クリスマスのお話
その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」（ルカによる福音書２章８～12節）
クリスマスが近づくと、デパートはクリスマスセール一色で、あちこちにクリスマスツリーが飾られますね。なんか浮き浮きとしてしまう雰囲気に、町中が彩られるのです。でもお正月になると一転して、初売りと門松に変身します。それらは、日本人にとって単なる年中行事なのですね。
ではここで、聖書の伝える真実のクリスマスの話をちょっと。今から約2000年前のイスラエルで、旧約聖書の預言にあった「救い主（メシア）」が生まれます。当時の多くのユダヤ人にとって救い主とは、かつての「ダビデ王」のように外敵を滅ぼしユダヤをまとめてくれる力強い王だと思われていました。そう、ちょうど「ドラクエ」の主人公の勇者のようなイメージでしょうか。しかし、救い主は華やかで暖かな王宮で生まれたのではありません。宿が満杯だったため、救い主は暗く寒くて臭い家畜小屋で生まれたのです。しかも、家畜の餌用の飼い葉桶に寝かされていました。人生のスタートととしては、最悪の状況ですね。とても、王としての誕生にはふさわしくない。でもこれは、救い主がこの世にやってきた目的をよく指し示す誕生の出来事です。彼は、神と人とに仕え、神に対していつも逆らっている罪深き人類を神と和解させるため、我々に変わって十字架上で死んで下さるのです。その救い主こそ、イエス・キリストなのです。クリスマスは、その救い主イエスの誕生を記念して行うものです。
(1997年12月23日記載)
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