アート 遠藤利克-聖性の考古学-展/埼玉県立近代美術館
(2017年8月5日訪問/8月5日記載)
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 今日週末、自転車で埼玉県立近代美術館(MOMAS)に行ってきました、往復40kmちょい。



 近代美術館のある公園、良い感じですね。あちこちに彫像やオブジェなどがあって。正面側の噴水も良い感じだし、裏手の池のある庭園もなかなかの雰囲気です。散歩しても楽しめそうな公園で。

 

 美術館の裏の外階段の彫像もいいですね。さて、今回見たのは、「遠藤利克-聖性の考古学-展」です。

  

 この遠藤利克さんの今展覧会の作品ですが、全部大きいです!撮影が許可されているのは下記の一点のみですが、これが入口前においてあって、最初は「はて、なんだろう?超でかいけど、井戸のオブジェ?」なんて思ってしまいました。木でできていて、どう見ても表面は火で焼いてある。



 展示室の中に入ってみると、全部そう言う作品でした。材料は、木と鉄とタールで、全部火で焼いてある。だから、表面はどれも炭っぽい。って言うか、炭。そして、どれもでかい。船も、空洞も柩など、どれも大きい。これをすべて形にして焼くの、凄い手間暇かかってるよね?都会じゃ燃やせないし(笑)。
 特に、まるでストーンヘンジのように円柱が並んでいる「無題」の作品の中央に入ると、まるで自分が古代遺跡の中にいると言うか、古代にタイムスリップしたような感覚を味わえました。

 たまには、こういう美術展も良いですね。