コミュニケーションと孤独展／東京都写真美術館
(2017年8月1日訪問／8月1日記載)
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　初めて、恵比寿にある東京都写真美術館に行ってきました。恵比寿ガーデン自体も久々でした。東京都写真美術館の壁麺は、キャパのあの写真を初め何人かの有名な作品で飾られています。

　

　今回の写真展のテーマは「コミュニケーションと孤独」。現代的なテーマです。これだけバーチャルな多数とのつながりがありながら、リアルな関係の薄さ。そんなものを突きつけるテーマです。


展示の様子

　いくつか気に入った写真があったのですが、浮遊感を感じさせる林ナツミさんの「Today's Levitation」の一連の作品は特に良かったです。


林ナツミさん作品の一部

　他には、北海道からスタートしてあちこちでテントを張って写真に納めながら旅を続けた連作も良かったなぁ～。そこは、写真撮影禁止だったけれど。あと、老人の孤独死を迎えた部屋を撮影した連作を見ていて、とても寂しく悲しい気分となりました。正に「コミュニケーションと孤独」です。元写真部の写真魂がメラメラと燃えるような写真展でした。