アート ラブ・ソナタ東京2017/東京国際フォーラム
(2017年7月26日訪問/7月27日記載)
入口 >トップメニュー >美術とCG >現ページ


 26日夜、東京国際フォーラムに行きました。Aホールは、デビッドカッパーフィールドのマジックショー以来です。
 前日の25日は嫁さんが「ラブ・ソナタ東京2017」の初日に行ったのですが、その嫁さんから招待状をもらい、バトンタッチで今日は僕が行きました。1階から3階までの5000席が満席。
 まずオープニング映像が素晴らしかったです。そして、大合唱隊の合唱で幕開け。世界トップクラスの高名なオペラ歌手の歌やフルーティストの演奏、そして女優のチェ・ジュウさんの証しのスピーチ。日本からの演者としては初となるアントニオ古賀さんのギター演奏と歌もありました。



 テレビなどでは見たことがあったけれど、初めてライブで見た"サンドパフォーマンスアート"は圧巻だった。サンド・パフォーマー・アーティストのパク・ジナさんが、手や指で砂をかき分けたり引いたりしながら、刻一刻と画は変化し、物語を形作っていく。こう言ったライブパフォーマンスアートは、美術館やギャラリーではまずお目にかかれないので、本当に生で見られて良かったです

 

 このラブ・ソナタで、日野原先生もスピーチされる予定だったけれど、ご存知のように105歳で先週お亡くなりになられた。代わりに公式な場での最後の対談の映像が流れました。「命を使うと書いて使命。命をなすべき努めに使いなさい」・・・そんなメッセージだったと思う。日野原先生が95歳の時に作られた「愛の歌」をオペラ歌手が歌ってくださいました。日野原先生は、亡くなられる直前まで「ラブ・ソナタをキャンセルしないでください」と言っておられたそうです。正に、生涯現役の方でした。

 全ての出演者の共通の願い「あなたの代わりに十字架に掛けられたイエス・キリストの愛を知ってほしい」で綴られた2時間半のラブ・ソナタでした。