アート光風会展/国立新美術館
(2011年 4月13日訪問/ 4月17日記載)
入口 >トップメニュー >美術とCG >現ページ

 箱物のみの美術館としての存在はどうかと思うけれど(笑)、僕にとって馴染みの美術館になりつつある国立新美術館にまたまた行ってきました。第97回光風会展を観るためです。光風会も上野の森時代から長年見させていただいているので、こちらも馴染みの展覧会となりました。

国立新美術館 国立新美術館

 ご案内いただいた先輩女史Hさん(※日展画家)がまた大きな賞を受賞されました。ミケランジェロの"アダムの創造"をモチーフにしたような絵で、とっても素敵な絵でした。H女史の作品は過去色々と拝見させていただきましたが、それらの作品の中でも僕の中ではベストと思える絵でした。
 3ヶ月間色々とハードな状況下だったので、こうした展覧会で"ぼお~っ"と絵を眺められる時間はホッとします。


光風会展 
光風会展展示作品

 光風会も何度も行っているうちに、好きな作風の画家さんたちも増えてきました。何百点もの展示ですけれど、必ず十点前後は好きな作品に出会えます。僕が制作している(何百フレームによって構成される時間軸のある)アニメとちがって、たった一枚の絵に、構図や色彩、技術、感性、思いを詰め込むと言うのも面白いな~。僕はあんまり静止画って作らないけれど、僕も一枚の静止画に全精力を注ぎ込んでみたいな~。